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【社内インタビュー】株式会社H.R.Iのリモートワークでも質の高いアウトプットを出す社内制度とは?

はじめに

今回はHR事業、Tech事業を展開し、学ぶ場と働く環境を提供し育成循環型プラットフォームを実現しているH.R.I株式会社の代表取締役の溝橋正輝さんにインタビューをさせていただきました。リモートワークの取り組みを中心に、社内での働き方や事業について独占取材させていただきました。

H.R.I株式会社の事業の概要

会社が「キョウイク」し、社員は学びながらITエンジニアへ

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Q. まずはH.R.Iさんがどんな会社なのか、手掛けられている事業などについて教えてください!

溝橋さん:弊社は「キョウイク」を理念に掲げ、HR事業Tech事業を展開しています。

まずHR事業では、クライアント企業様の課題解決を第一に、幅広い分野で豊富かつ良質な人材のご提案が可能です。

4つのTech事業を展開

Tech事業では4つの事業があります。1つ目はエンジニアリングサービスで、当社ITエンジニアがお客様先のプロジェクトに参画し、システム設計、開発、保守運用など業務に従事します。

2つ目は受託制作開発で、Web制作や広告クリエイティブ制作、マンガ制作からエディトリアルデザインまで担当しております。

他にもオンラインプログラミングスクール「DAWN」を運営しています。未経験からエンジニアを目指す方に、独自のITカリキュラムと専任講師のマンツーマン指導により、場所も時間も制限されない学びの場をご提供します。

オンラインプログラミンスクールDAWN

フリーランスエンジニアを支援するITフリーランスプラットフォーム「join」も運営しています。トップエンジニアから初めてのITフリーランスまで、幅広い案件があります。

ITフリーランスプラットフォームjoin

このようにIT関係の仕事が多いのですが、弊社の最大の特徴としては、未経験からでもスキルをつけてITエンジニアとして新しいキャリアを目指せる、ということです。

IT業界経験ゼロでも入社可能

Q. ITエンジニアの経験がない人も入社できるということですか?

溝橋さん:その通りです。弊社は「数多くのITエンジニアを創出し2030年に日本をIT先進国にすること」を目標に掲げて、理念である「キョウイク」をしながら事業を行なっております。

事業内容でお話しさせていただいたオンラインプログラミングスクール「DAWN」は、社内でも未経験の社員の育成として利用しています。つまり働きながら勉強してITエンジニアになるということです。

実は2020年9月に社内利用していた未経験者向けITエンジニア研修カリキュラムを無料で一般公開しました。外部の方でももちろん利用でき、基本的に全てのカリキュラムを無料で使うことができます。広告を一切打っていないにも関わらず、現時点で500人ほどのユーザーが利用しているサービスになっています。

ITエンジニアになると仕事の選択肢が広がる

Q. なぜITエンジニア研修カリキュラムを始めようと思われたのでしょうか?

溝橋さん:まずは現在の市場環境から説明すると、近年ITエンジニアの需要が高まってきています。そのため、さまざまな企業がITエンジニアの養成のためのビジネスを始めています。

エンジニアの養成のためのビジネスを大きく分けると3つのタイプがあります。

1つ目はスクール型で、2、3ヶ月集中して勉強し、ITエンジニアに転職するタイプです。2つ目は独学で学ぶ方で、無料と有料であります。3つ目は弊社のように働きながら学ぶです。 

弊社は入社後、まず弊社が指定するプロジェクトに入っていただいて、業務後に「DAWN」を活用し、ITエンジニアとしてのプログラミングの基礎を学びます。Web完結型なので好きな場所で学習をすることができます。

その後、3ヶ月間かけて「疑似プロジェクト」を行います。これは他社で行なっているプロジェクトを擬似的に行うことです。講師が2人付き、カリキュラム修了生3〜4人と一緒にプロジェクトを進めていきます。そしてITエンジニアとしてデビューしていくことになります。

ITエンジニアの母数を増やし天才を生み出す

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Q. しかし、ベテランを雇った方がメリットがあるような気がするのですが、なぜ未経験の人を雇って教育するのでしょうか?

溝橋さん:それは母数を増やすこと、そして天才を生み出すためです。つまり、弊社が掲げている「2030年に日本をIT最先端にしたい」に辿り着くには、ITに関わる人の総数を増やすことが重要です。それは誰かがやるべきであるので、弊社が取り組んでいるのです。

どんなビジネスでもそうですし、スポーツも同様だと思いますが、母数が多いとピラミッドの底辺が増えて大きくなっていき、次第に上の層も増えていきます。

さらに母数が増えると、より高く綺麗に整っていきます。そして天才が生まれるのです。100人に1人に天才がいるとしても、3人を生み出すことは難しいでしょう。

そもそも天才という人は、なりたくてもなれるものではないので、母数を増やしていくしかない、ということが僕の考えです。

スポーツ選手にIT業界でのセカンドキャリア支援

溝橋さん:あとは、マーケットニーズがあるので、それに応えたいという思いが強いです。例えば、弊社と株式会社Assistと提携し、U30スポーツ選手にIT業界でのセカンドキャリア支援を開始しました。

スポーツ選手のキャリアにおける大きな課題の1つである、引退後のセカンドキャリアを支援したいという思いから実現しました。このプロジェクトはすでに多くのエントリーもいただいて順調に進んでいます。

このように未経験でもITエンジニアになりたいというマーケットが存在しており、マーケットがあるからそこでビジネスを展開しているという側面もあります。

H.R.I株式会社のリモートワークにおける工夫・取り組み

ITエンジニアに関してはフルリモート体制

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Q. リモートワーク体制はどのようになっていますか?

溝橋さん:現在のリモートワークの体制としては、社員の6割ぐらいがリモート勤務です。ITエンジニアに関しては以前から出社義務はなかったのですが、コロナ禍によってすべてリモートワークに変えました。現在もITエンジニアに関してはフルリモート体制にしています。

ただ全社員がリモート勤務ではありません。理由は部署によって生産性の違いも発生しているからです。リアルにオンラインは勝てないと認める業務もあります。そのため部署によってそのリモートの強弱を変えています。

ITエンジニアに関しては、通勤時間がないなどリモートによる生産性がむしろ上がった人も多いです。その結果、これからもリモートで良いという決断をいたしました。

場所にも囚われず、茨城や栃木で勤務している社員もいますし、京都で数年間働いていて出社は半年間に1回程度という社員もいるため、かなり自由な働き方が実現されております。

オフィスはコミュニケーションの場

Q. そうなるとオフィスの意味はどのように変化したのでしょうか?

溝橋さん:リモートでオフィスには勝てない点を挙げると、やはりコミュニケーションです。去年暮れぐらいからでしょうか、生産性という面ではなく、コミュニケーションという意味で出社したいという声がありました。

あとは、家では仕事の環境が整っていない人もいますし、精神的に辛いという人もいますので、オフィスに出社を希望する社員もいます。

そのため、コミュニケーションの場を確保するためにオフィスは開放しており、出社して勤務することも可能です。

ユニポスやSlackにてコミュニケーション不足の解消を実現

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Q. なるほど。それでは社員同士のコミュニケーションに関する取り組みはいかがでしょうか?

溝橋さん:感謝や称賛を可視化することを目的として、1年前から「ユニポス」を導入しました。メッセージで「ありがとう」をポイントをつけて付与し、貯まったポイントはアマゾンギフト券に交換可能です。

就業後に、Slackにて任意でさまざまなイベントを開催しています。例えば桃太郎電鉄シリーズを行なったりと、全く業務に関係ないことも行なっています。以前、オフィスで雑談していた時間を別の形で実現できるように意識的に行なっています。

また、歓迎会などはオフィスにいない社員を置き去りにしないように、Zoomを使って会場と繋ぐことも行なっています。

生産性を上げるために1日3回のミーティングを実施

溝橋さん:ITエンジニアは行動ログをつけていますので、1日に何をしたか一覧として見れるようにしております。それで、テストした結果、定例ミーティングを1日3回やることが一番効率的だとわかりました。

現在は始業時間の10:00、お昼の13:00、終業時間前の18:30にそれぞれ30分行なっています。

Q. 1日3回とはかなり多いですね!

溝橋さん:そうですね。ただ1日1回のミーティングだと、翌日まで放置されてしまう案件があったり、生産性が止まってしまうのです。また、オフィスであれば横に先輩がいたり、同僚に聞いたりすれば2分で解決することを、1時間かけてしまう、ということがあります。それは当然ながらスキルが低い人ほど起こりやすいです。

他の会社では朝と夕方に2回行なっているようですが、中だるみを防ぐことや、全体の効率化を考えたら、たとえ1日で1時間30分ミーティングの時間を取られたとしても、分からない課題を解決できるのではないかということになりました。

Q. 今までの話を踏まえ、社員の満足度はどうですか?

溝橋さん:ES調査を行なっているのですが、調査ではコロナ前も含めて働き方の満足度が現在一番高いです。5段階中3.7だったのが、現在4.1にまでアップしました。

リモート体制でも一番重要な点は「クオリティ」

Q. それではITエンジニアに関しては今後もリモート勤務を続けていくということでしょうか?

溝橋さん:はい、続けていくつもりです。ただリモート勤務の大切なことはクオリティを決して下げないことです。よく「リモートだからクオリティが下がってもしょうがない」という話を聞くことがありますが、それは違います。クオリティが良いから対価として自由度が上がる、と思います。

例えば、対面でミーティングするときには、そんなに準備をしなくても話が進むことがあるでしょう。 ただリモートでミーティングをする際に、準備をしていない場合は何も進まないのです。

誰がアジェンダを作るのか、誰が資料を集めるのかなど、事前に準備をしなければいけないのです。それがなければ生産性は大幅に落ちます。

そこに対する意識を持っていて、クオリティにこだわる人であれば、 リモートでも構わないと思っています 。

どのような人を採用したいのか

アウトプットのクオリティが大切

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Q. どんな方に入社してもらいたいでしょうか?

溝橋さん:アウトプットのクオリティににこだわる人です。 特別技術が必要なものではなく、相手を思いやることができることや、ミーティングでも何がやりたいのか自分なりのゴールを持っている人と仕事をしたいですね。

Q. H.R.Iさんのユニークな理念や仕組み、そして現在の事業をリモートワークの状況を聞くことができました。本日はありがとうございました!

溝橋さん:こちらこそありがとうございました!

会社概要

社名:H.R.I株式会社

設立:2016年12月1日

事業内容:

・ITフリーランスプラットフォーム

・オンラインプログラミングスクール

・受託制作開発

・エンジニアリングサービス

・人材派遣事業

本社所在地:東京都新宿区百人町1-23-4D-SQUARE Shinjuku 1.2F

コーポレートサイトURL:https://hri-group.jp/

オンラインプログラミングスクール【DAWN】URL:https://dawn-techschool.com/ 

ITフリーランスエージェントサービス【join】:https://join-tech.jp/

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