コラム
在宅エンジニアというのはその名の通り、在宅にて作業をおこなうエンジニアのことです。現在は感染症の影響などさまざま理由や観点から在宅ワークという働き方が増えつつあります。在宅のエンジニアと言っても仕事内容は多岐にわたります。ここでは、在宅ワークできる代表的なエンジニアの種類とその主な仕事内容をご紹介します。SE(システムエンジニア)はユーザーから寄せられた依頼に従ってシステムの設計書を作ったり、そのシステムの運用・管理を行う仕事です。基本的な仕事はプログラミングを用いて行い、ユーザーへのヒヤリングもリモートで行えるため、在宅エンジニアの中でも代表的な職種となっています。フロントエンドエンジニアとは、Webアプリケーションなどでユーザーが直接目に触れる部分(フロントエンド)の設計や構築を、主にWebデザイナーが設計したデザインを元にHTML、CSS、JavaScript、PHPなどのプログラミング言語を駆使して行う職種です。在宅フロントエンドエンジニアの求人も多くあり、Web系の知識がある方にはおすすめのエンジニアです。インフラエンジニアとは、システムのサーバーやネットワークなどのインフラ部分の設計・管理を行う職種です。在宅でインフラエンジニアをするにはクラウドシステムについての知識は必須です。また在宅で仕事ができるかどうかは企業のインフラ管理システムによるところが大きいエンジニアとなっています。Webデザイナーとは、Webサイトの構成やレイアウトをデザインする職種です。仕事内容としては、デザインソフトやプログラミングを用いて、UI/UX設計やHTMLなどを用いたコーディングを行います。Webデザイナーはスキルさえあれば在宅で仕事をすることができるエンジニアです。在宅エンジニアの仕事には特にWeb系の案件が多く、これらの仕事を請け負えるように適切なプログラミング言語を習得する必要があります。ここでは、在宅エンジニアを目指すうえで習得しておくべきプログラミング言語について解説します。HTMLはWeb開発の基本となる言語で、Webサイトを作成する上で欠かせないプログラミング言語です。Webサイトの作成にはHTMLとCSSを用いるため、合わせてCSSの勉強もすると良いでしょう。HTMLはWebサイトを作成する在宅エンジニアとして働くには必須のプログラミング言語です。PHPはWebサイトやWebアプリの開発など、Web系の案件で多く使われる言語です。またPHPは比較的習得が簡単な言語ですので、取り組みやすいのが魅力です。PHPを習得し適切に扱うことができれば、在宅エンジニアとしての信頼度を上げることにつながります。Rubyはフレームワークの「Ruby on Rails」を駆使してWebアプリケーションやWebサービスの開発を行うプログラミング言語です。Rubyを習得することで、在宅エンジニアとして様々なWeb開発の仕事をこなすことができます。PythonはAI開発やデータ処理に使われている言語であり、Web系の開発にも使用されています。Pythonはフレームワークが豊富で初心者でも始めやすい言語です。またPythonは多くの開発で使われているため、Pythonを習得することで在宅エンジニアとして様々な案件をこなすことができるようになります。在宅エンジニアといっても、フリーランスとして働くのか、企業に正社員として勤めるのかで年収は変わってきます。ここではフリーランスと正社員の場合を比較して、在宅エンジニアの年収を紹介します。フリーランスの在宅エンジニアは、企業に所属しない分収入が安定しないというデメリットがありますが、経験やスキル次第では1000万円を超える年収を手にすることもできます。一般社団法人フリーランス協会の「フリーランス白書2019」によると、IT・エンジニア系フリーランスの年収分布から、年収は400万円~600万円が多く、平均年収は約550万ほどだとわかります。正社員の在宅エンジニアは、年収が安定するというメリットがあります。システム開発や社内SE(システムエンジニア)などは年収が約510万円前後となっています。また職種や経験によっては年収800万円~1000万円代に上る場合もあります。正社員の在宅エンジニアの年収は年齢や経験による部分が大きくあり、20代などで仕事を始めたばかりの平均年収は400万円~500万円ほどになります。在宅エンジニアの一日の過ごし方は、出社しているエンジニアとどのような違いがあるのでしょうか。リモートワークで在宅エンジニアをしている方々のインタビューを通してご紹介します。あきなさんは、不動産会社のシステム開発部門でフロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニアとしてフルリモートで働いています。あきなさんの一日のスケジュールは下のグラフの通りです。あきなさんの場合フルリモートなので、出社にかけていた時間を読書などの朝活に有効活用しています。また会社から帰宅する手間もないので、勉強やトレーニングなどにより多くの時間を割くことができています。横地さんはSESでインフラエンジニアとしてリモートワークをしており、エンジニア歴は15年でサーバーの運用などに多く携わっています。横地さんの一日のスケジュールとしては、朝8時ごろからリモートで接続してメッセージの確認作業を行い、朝9時ごろからチームメンバーと進捗状況の共有などを行います。定時が17時半なのでそこでログアウトしますが、連絡があれば都度対応という形で行っています。エンジニア業務を在宅で行うことはメリットが多数あります。その中でも主なメリットを3つご紹介します。満員電車に乗って毎朝苦労して出勤という煩わしい思いをしなくていいというのも、在宅エンジニアのメリットです。また、当然ですが会社に出勤するということはその分の時間をロスしているということにもなります。そういった無駄な時間を減らして在宅で作業をすれば、その時間を作業時間にもあてられますし、自分自身が自由に使うことのできる時間も増えて一石二鳥です。在宅エンジニアであれば作業時間や作業工程を自分で決めやすいかたちとなっています。当然、案件によっては調整がきかない場合もありますが、ほとんどの場合で自分のペースで作業をおこなうことができます。自分のペースで仕事を進めることができれば、必然的にプライベートな時間も予定を組みやすくなるのでストレスが溜まるということも少ないでしょう。会社に出勤して仕事をするとなれば当然、毎日のように1日中、周りの人たちとコミュニケーションをとる必要が出てきます。その点、在宅エンジニアはチャットなどのリモートで打ち合わせや、報告などの連絡をとる必要はありますが直接、話すことは少ないので人間関係に悩むこともありません。また、仕事が終わったあとの飲み会や、お昼休みのランチなどに誘われるということもないので、気持ちは楽になるでしょう。それでは逆に在宅エンジニアのデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?在宅エンジニアのデメリットを3つご紹介します。こちらのデメリットで悩んでしまっているという方も多いのではないでしょうか?在宅ワークにおいてはプライベートとの区別がつきにくく、境界線が分かりにくいというデメリットがあります。このように、プライベートと仕事の境界線があいまいになると常に仕事をし続けてしまい昼夜逆転してしまったりと、生活リズムが崩れてしまう方もいます。同じエンジニアでも会社勤務の方と、在宅ワーク専門の方を比べると在宅エンジニアの方が案件の単価が低いと言われています。やはり、会社に出勤をして直接、作業をするのとリモートで作業をするのとでは環境も異なるのでい仕事を依頼する側からすると、それらが要因のようです。在宅エンジニアとして仕事をするということは当然、自宅での作業になります。そうなると、会社での勤務とは違い家で過ごすことも多くなるので、家族了承と理解が不可欠です。在宅エンジニアとして仕事が安定するまでは一時的とはいえ、今までに比べると収入が半減する可能性もあります。さらに常に自宅での作業となるとパソコンをはじめ、デスクやイスなど仕事に必要な道具をすべて自費で揃えなければなりません。在宅で行えるフリーランスエンジニアの案件は多くあります。ここでは、フリーランスの在宅エンジニアとして働くために、おすすめのフリーランスエージェントサービスを3つご紹介します。クラウドテックは、大手クラウドソーシングサービスのクラウドワークスが運営するフリーランス向けキャリアサポートサービスです。フリーランスのエンジニア求人が多数あり、フリーランスの在宅エンジニアを目指すならまず登録したいサービスです。レバテックフリーランスは、他のフリーランスに特化した求人サイトに比べて案件の単価が高いのが特徴です。また専門コンサルタントがついてアドバイスなどのサポートをしてくれるため、初めてフリーランスで在宅エンジニア案件を探す方におすすめです。Midworksは、豊富なフリーランスエンジニア案件数や手厚い福利厚生が特徴です。フリーランスで在宅エンジニアとして働くのに、良い条件で仕事をしたい方におすすめの求人サイトです。在宅エンジニアの仕事を正社員で行いたい場合は、自分で条件の合った求人を探し応募する必要があります。ここでは正社員の在宅エンジニアを目指す方におすすめの求人サイトを2つご紹介します。テレラボはリモートワークに特化した求人サイトです。正社員のエンジニアの求人も多数取り揃えており、詳細なリモートワーク条件で求人を検索できるのが魅力です。Indeedは、正社員・フリーランスともに在宅エンジニアの求人の多さが魅力です。様々な種類のエンジニアの求人があり、自分がしたい仕事の求人を見つけやすいのが特徴です。プログラミング言語以外にも在宅エンジニアに必要なスキルはあります。下の記事では、エンジニアに必要な基本的なスキルから、スキルチェックにおすすめのサービス、効率のよい勉強方法などを徹底紹介しています。また下の記事では、在宅エンジニアをするにあたって持っておくとよい資格を紹介しています。資格を取得することは、在宅エンジニアとしての自分の市場価値を高め、単価の高い仕事を得ることにつながります。在宅エンジニアの実情についてはお分かり頂けたかと思いますが、実際に在宅エンジニアとして仕事をするには、どのようなことに気を付けるべきなのでしょうか。在宅で仕事をする場合には、かなりの自己管理スキルが必要となります。企業とは違い、実際に仕事をする際はいつも1人です。仕事をするのも、さぼってしまうのもいつも自分次第となります。しっかりと自己管理ができないと作業も遅れてしまい、結果的に納期が遅れてしまうことにもつながります。営業スキルが必要という点は、フリーランスならではです。企業とは異なり仕事は勝手には入ってきません。クライアントとの打ち合わせや、細かなやりとりもすべて自分でおこなう必要があります。そのため、それなりの営業スキルがなければ案件も獲得することはできませんし、獲得できたとしても案件を切られてしまう可能性が出てきてしまいます。未経験の場合でも在宅エンジニアを目指すことは可能です。しかし、いきなり在宅エンジニアを目指すのは難しいと言われています。企業などでの実務経験もない状態では、案件を依頼する側も不安でしょう。現在では、リモートで研修を受けられてエンジニアを目指すことができる企業も多くあります。そのような自分に合った企業を探し、最初は可能であれば企業において1年以上の経験を積んだり、それが無理な場合は趣味の範囲でもいいので、何か自分でシステムを構築してみたりと、とにかく実績をつくることをおすすめします。今回テレラボでは、在宅のエンジニアについて詳しく解説しました。エンジニアは将来性もあり、しっかりと稼ぐことのできる分野でもあります。しかしながら、最初から在宅エンジニアとして生計を立てていくことは難しいので、コツコツと少しずつ地盤を固めていく必要があります。慣れてくれば自分の好きなペースで仕事を進めていくこともできるようになるので是非、理想の在宅エンジニアを目指してみてください。
2022.06.09
コラム
インフラエンジニアは、物理的なシステム環境の管理などを伴うためリモートワークに不向きだとされていましたが、サーバーのクラウド管理が普及したことでリモートワークが可能となりました。そこで今回は、インフラエンジニアがリモートワークをしていくための条件や、リモートワークのインフラエンジニアの収入、必要なスキル、求人の探し方などを徹底解説しています。インフラエンジニアとは、システムのインフラ部分の設計・管理・監視・運用を行うエンジニアのことを言います。インフラ部分とはケーブルやネットワーク機器、サーバー環境やリソース管理などのこと。少し前までは、インフラエンジニアの主な勤務場所はデータセンターでした。実際の物理的なシステム環境を管理・運用する必要があり、リモートワークは不可能な領域と考えられていたのです。しかし、AWSに見られるようにクラウドシステムの普及によって、インフラエンジニアもリモートワークが可能な領域に変化してきています。もしもインフラエンジニアになりたいと考えている場合は、条件によってリモートワークでも可能です。先ほど述べた通り、社内のインフラをAWSなどのクラウドシステムで管理・運用できるようになり、リモートワークのインフラエンジニアの需要は高まっています。クラウドシステムの導入が進んでいる理由としては、コストの削減です。情報システムをクラウド化することで管理コストなどを減らすことができ、業務の効率化が図れます。現在、スタートアップ企業やベンチャー企業をはじめ多くの企業がクラウドシステムの導入を進めてているため、リモートワークのインフラエンジニアの需要が高く、特にWebサービスを運用する企業ではSREエンジニアの需要が非常に高いです。インフラエンジニアがリモートワークをするには企業のシステム管理方法などの条件があります。ここでは、インフラエンジニアがリモートワークできる条件を解説します。インフラをクラウドシステムで管理している場合にはリモートワークは可能です。具体的には、AWSやAzure、GCPなどのシステムで管理している企業を狙ってみましょう。これらのシステムでインフラを管理している企業ではインフラエンジニアもリモートワークが可能です。AWSやAzure、GCPなどでインフラを管理していたとしても、もっと末端でどうしても物理的な配線などの仕事を任されるケースもあります。例えばインフラエンジニアがオフィスのNAS環境などの構築を任されるケースなどです。そういった仕事もインフラエンジニアの責任領域にしている企業の場合は完全なリモートワークにはなりにくい可能性がありますので注意が必要です。インフラエンジニアに何を求めているのか、どこまでが仕事の領域なのかを最初にはっきり確認しておく必要があるでしょう。リモートワークのインフラエンジニアが身に付けておくべきスキルをご紹介します。また下の記事ではエンジニアが身に付けておくとよいスキルについても紹介しています。先ほどご紹介した通り、リモートワークでインフラエンジニアをするにはAWSやAzure、GCPなどのクラウドシステムに関する知識は必須です。セミナーなども数多くありますので、知識を付けることをおすすめします。今後スタートアップ企業はほぼクラウドで構築していくことになると考えられますし、現行自社でデータセンターを持って管理している企業もクラウドシステムに移行していくことが予測されます。ですから、これからリモートワークのインフラエンジニアを目指す場合は、クラウドシステムについて学んでいくことが重要なポイントです。さらには必須の知識とはいえませんが、リモートワークのインフラエンジニアになりたいならば、SRE(Site Reliability Engineering)についての知識を身につけていれば強みになるでしょう。「SRE」とはgoogleが提唱している概念のことで、ソフトウェアエンジニアと運用管理エンジニアの融合のような概念です。運用管理とはまさにインフラエンジニアが担う部分になりますので、ぜひ学んでおけばSREのわかるインフラエンジニアとなり、需要が高まります。SREとはこれまでの運用の課題を全て自動化しエラーや障害の予測なども含めて管理する概念です。人的工数を減らすことができ、さらにはソフトウェアの新たなリリース頻度なども自動で管理することができるようになります。ただし、効率化に向けてのプログラミングなどの知識も必要になりますので、従来のインフラエンジニアの役割からさらに高度な技術が必要です。リモートワークのインフラエンジニアの収入を会社員とフリーランスで比較して紹介します。また下の記事ではインフラエンジニアの年収について詳しく解説しています。リモートワークのインフラエンジニアの年収は約500万円前後です。ITエンジニアの中では高くはないのが実情です。というのも従来のインフラエンジニアは、レベルによってはさほどの技術力がなくても業務をこなせる領域だったからです。ですが、今後更なるクラウドインフラの普及により、インフラエンジニアの需要も高まり、年収が上がることが予想されます。フリーランスでリモートワークしているインフラエンジニアの年収は約820万円と高い傾向にあります。これはリモートワークを前提としたクラウドインフラのエンジニア案件をこなしているからと考えられます。またSREが実装できるインフラエンジニアの収入も含まれているため、フリーランスでリモートワークしているインフラエンジニアの方が年収。SREエンジニアの月収は高い傾向で100万円前後ともいわれています。リモートワークのインフラエンジニア求人を探す方法について、4種類のサービスをご紹介します。リモートワークのインフラエンジニア求人を探すうえで、ITエンジニア向けのフリーランスエージェントの活用は有効手段です。ここではおすすめのフリーランスエージェントサービスを3つご紹介します。ITプロパートナーズはすでにインフラエンジニアの経験がある方に適したエージェントで2,000社を超えるクライアントからマッチングすることができます。また週2日からの案件もあり、リモートワークを気軽に始められるのも魅力です。Midworksはフリーランス初心者には適切なエージェントで高単価案件は少ないものの、初心者でも働きやすい案件が多いことが特徴です。また手厚い福利厚生が最大の魅力です。これからリモートワークのインフラエンジニアを目指すならまずはMidworksに登録してみるといいでしょう。クラウドテックは大手クラウドソーシングサービスのクラウドワークスが運営するフリーランス専門のエージェントサービスです。リモートワークOKの案件が豊富であるため、地方在住でリモートワークでインフラエンジニアをしたい方におすすめです。リモートワークでインフラエンジニアを始めるにあたって、リモートワークを多く取り扱った求人サイトを利用する方法があります。ここでは2つの求人サイトをご紹介します。テレラボはリモートワーク専門の求人サイトで、高単価のITエンジニア求人を多く取り揃えています。また企業のリモートワークへの取り組みに関するインタビュー記事も掲載しており、応募先の企業のリモートワーク体制を詳細に知ることができます。正社員の求人も多いことが魅力で、ある程度インフラエンジニアとしてのスキルを身に付け、収入アップやリモートワークをしたいと考えている方におすすめです。Indeedは豊富な求人数が魅力の求人検索エンジンです。キーワードで簡単に条件を指定して検索できるため、リモートワークでインフラエンジニアを始めたい方は一度求人を探してみることをおすすめします。インフラエンジニア専門の転職サイトもあります。例えば、「FEnetインフラ」です。FEnetインフラならこれからインフラエンジニアを目指したい人が転職しやすい転職サイト。AWSやAzureなどの案件が数多く揃っていて、まさにリモートワークでインフラエンジニアを目指したい人にはぴったりです。検索条件で「リモートワーク」と入力することでリモートワークのインフラエンジニアの求人が数多く出てきますよ。ただしリモートワークのインフラエンジニアにはいくつか注意点もありますので、ご紹介しておきます。インフラはユーザーが利用していない時間にメンテナンスをするケースが多く夜間や休日に仕事をしなければいけない可能性があります。もちろんシステムや企業によってまちまちですが多くの企業では、リモートワークでも夜間や休日に働かなければいけないことを覚えておきましょう。設計段階ではその限りではありませんが、インフラエンジニアとして運用管理なども任されるケースでは業務時間に縛りが出てしまうでしょう。休日を自由には取得しづらい点にも注意してください。ITエンジニアの多くが自由に休みは取得しづらいのは当たり前ですが、リモートワークのインフラエンジニアも例外ではありません。システムのリリースに合わせて設計・構築していく必要があり、どうしても仕事に合わせた休暇の取得になりがちです。もちろん、先に休暇を取得しておけば休めるケースもありますが、他業種と比べて休暇取得の自由が少ないことを覚えておきましょう。育児や家事の合間にリモートワークをしたいと考えている主婦の方にはインフラエンジニアは不向きです。インフラエンジニアだと、あまり自由にリモートワークをできない点にも注意しましょう。リモートワークのインフラエンジニアでも、打ち合わせの時間は固定の可能性がありますし、夜間や休日に呼び出しがある可能性もあります。家事や育児の合間にこなす仕事としては負荷が高いので覚えておきましょう。リモートワークのインフラエンジニアとして現在需要が高まっているクラウドインフラのエンジニアは必要な知識が数多くあります。新たなクラウドインフラが出てくればさらに知識をつける必要がありますし、SREなどの知識も徐々に高めていく必要もあるでしょう。一つ極めれば仕事がし放題なプログラマーなどとは違い、日々進歩するクラウドについて確実に学んでおく必要があります。リモートワークのインフラエンジニアの需要は高まっています。少し前まではインフラエンジニアのリモートワークは難しいとされてきましたが、現在ではリモートワークでも可能な領域になってきました。これからインフラエンジニアをリモートワークで目指すなら、AWS などのクラウドインフラの仕組みを学んび、リモートワークのインフラエンジニアとして活躍しましょう。
2022.06.09
コラム
エンジニア未経験の主婦でも在宅のSE(システムエンジニア)になることは可能です。在宅SEなら、好きな時間に働くことができる上に、育児などの手間が終わった後の社会復帰の足掛かりにもできておすすめです。SEの職業は場所を選ばないことが特徴で、フリーランスはもちろん正社員になりたい場合でも需要が多くあります。主婦が在宅SEになる上で必要になるスキルが3つあります。まずは、スキルを身につけて在宅ワークに備えましょう。正しい要件定義ができるスキルが最初に必要になるスキルです。顧客が何を求めているのかを正しく把握できる能力。顧客はニーズを伝える場合にふんわりとしたイメージで伝えるケースが多々あります。そのふんわりとした要件のイメージを正しく掴んで、定量的にニーズを顧客に示していかなければいけません。例えば、顧客は「おしゃれな印象のWebサイトを作りたい。できれば、たくさんのお客様がWebにアクセスしてもシステムが遅くならないようなものを作りたい」などとイメージだけで伝えてきがちです。「予算はできるだけ抑えてくれ」とさらに我儘をいうケースもあります。それらのニーズを正しく捉えて、予算とシステムのどちらも満足できる設計にできるのかがSEの手腕になるでしょう。正しく設計できるスキルは重要です。システム設計をする上で、顧客の求めるもの正しく形にできるスキルのこと。そのためにはフロントエンドのweb知識やデータベース、ネットワークなどの知識もある程度は身につけておいた方が正しい設計ができるでしょう。深く知識を得る必要はありません。例えば、この程度のユーザー量に対して負荷がかからないで使えるデータベースはどれか、などを選べる知識があれば大丈夫。ネットワークやプログラムの知識も同様です。このシステム要件を満たせるプログラミング言語は何を使うべきかを検討できる知識は必要です。具体的に使うプログラムはプログラマーが最終的には決定するかもしれません。ですが、プログラマーを選ぶ際にどの言語を扱えるプログラマーをチョイスするのかはSEのお仕事です。要件定義や設計において、正しいニーズを吸い上げるためには当然コミュニケーションスキルは必須になってきます。顧客とのコミュニケーションはもちろんのこと、開発担当者に要件を満たしたシステムが予算以内で開発できるのかを確認したりするのもSEのお仕事。ですから、顧客、開発担当者などとのスムーズなコミュニケーションスキルは必須です。主婦の方はコミュニケーションが得意な方も多いので、SEのお仕事は主婦には適したお仕事だといえるでしょう。ここでは、主婦が在宅SEになる方法をご紹介します。主婦がSEになることは難しいことではありません。その方法を6つ紹介していきます。そもそもSEとはどんなお仕事をするのかをしっかり学んでおきましょう。未経験だと、プログラマーなどと間違いがちです。決してSEのお仕事はプログラミングのお仕事ではありません。SEとは要件定義、設計のお仕事です。在宅SE未経験の主婦はまずはSEとは何をするお仕事なのかを正しく理解していきましょう。次に、先にご紹介した3つのスキルを身につけていきましょう。主婦なら比較的簡単にスキルを習得できます。日頃から夫や子どもが何を求めて、何をしてあげれば喜ぶのかを考えて行動することだけでも要件定義能力は養えます。とはいえ仕事をしていくわけですから、それだけでは不安を感じるケースもあるでしょう。そんな場合は「要件定義セミナー」などをオンラインで開催していますので、申し込んで勉強するのもおすすめです。inSOURCEの要件定義セミナーはこちらその他未経験者ならパソコンの基礎知識や、サーバーの基礎知識、ネットワークの基礎知識、データベースの基礎知識、プログラミングの基礎知識なども必要です。必要なスキルを身につけたなら、在宅勤務環境を整えていきましょう。子どもが小さいなら保育園などに預ける手筈を整える、家族の理解を得るなど、まずは家族環境を整えましょう。その後、必要になるパソコンなどの機材を整え、必要なソフトウェアも準備しなければいけません。仕事をする部屋やデスク環境なども整える必要があります。実際に在宅ワークを開始する前に自信をつけるために疑似案件を自分で準備し、SEのお仕事を自分向けにやってみましょう。さまざまな教材にSEのお仕事の例題が載っていますのでその例題を解いていくイメージです。実際の仕事を受注する前に自信をつけておきましょう。早速実際の仕事を受注するにあたり、クラウドソーシングサイトにSE登録していきましょう。初心者ならクラウドワークスがおすすめ。何件か実績を積んだなら、システムエンジニア専門のクラウドソーシングサイトに登録していきましょう。大事なことは実績です。実績重視の世界ですので、安い案件でも積極的に受注していく姿勢が肝心です。実際の仕事に応募したり、スカウトを受けて仕事をしていきます。クラウドワークスならスカウトの数も多く、未経験の主婦でも案件を受注しやすい特徴も。最初から高額案件を狙っていっても実績がなくては受注できない可能性が高いでしょう。もしも受注できても、仕事が難しく苦痛に感じたり、うまく行かずに挫折する可能性があります。主婦はできるだけ長続きできるようにスロースタートで、小さな案件から手がけていきましょう。実績さえ積んでいけばやがて高額案件も受注できます。主婦が在宅SEになるための心がけをご紹介します。主婦が在宅SEのお仕事をするなら、仕事優先ではなく、家事や育児の合間にやっていくようにしましょう。なぜなら、その方が家族に負担がかからずに、家族からの理解が得やすいからです。できるだけ、普段通りに家事や育児をこなして、自分にとっても快適な仕事環境を整えてください。子どもがいるなら、子どものためにも子供とのコミュニケーションは大事にしましょう。子どもとのコミュニケーションがSEの仕事にも役立ちますよ。在宅SEになったなら守らなければいけないのが納期です。仕事を始めたなら、子どもが熱を出したからと、納期を反故にできるわけではないと覚えておきましょう。もちろん、クライアントに交渉することはできます。ですが、お金を貰って仕事を受注するワケですから、責任は果たさなければいけません。家族優先に仕事をするのは当然ですが、受けた仕事は責任を持って果たしていきましょう。在宅SEのお仕事は未経験者には最初は大変かもしれません。家族がいるため、何かしらのハプニングが起こる可能性を考慮して、仕事は詰めすぎないようにしましょう。自分の能力と仕事量のバランスを考えることが大切です。徹夜が続くことがないように、メリハリをつけて仕事をしていきましょう。今回テレラボでは、主婦が在宅SEになる方法やそのために必要なスキルなどをご紹介しました。主婦が在宅SEを目指すことはできます。むしろ主婦には向いた仕事です。もしも在宅SEを目指すなら、まずはシステムエンジニアが何をする仕事なのかを理解し、必要なスキルを身についけていきましょう。
2022.06.09
コラム
新型コロナウイルスの感染拡大による新しい生活様式になったことや働き方改革などにより、フルリモートやフルフレックスといった働き方が普及しつつあります。しかし、フルリモートやフルフレックスという制度について詳しく理解している方は多くないのが現状です。ここでは、フルリモート、フルフレックスという働き方がそれぞれどのような働き方なのかを解説します。フルリモートとは会社に出社することなく、オフィス以外の場所で仕事をする働き方です。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、導入する企業が増加傾向にある新しい働き方の1つと言えます。リモートワークは月々に利用できる日数が決められているなどの制限がある場合が多く、基本的にはオフィスに出社することが前提にあります。しかし、フルリモートの場合には出社する必要がないため、リモートワークと比べて自由度の高いのが特徴です。フルフレックスとは、必ず出社するべき時間帯であるコアタイムを気にせず自由に出退勤できる働き方です。フルフレックスを導入することで、社員一人一人のライフスタイルに合わせて、出退勤できるため家族との時間が持てたり、私生活と仕事の両立が図りやすくなります。フルフレックスは月々の労働時間の総計が基準に達していることが条件です。必要な労働時間の条件を満たしていれば、1日の就業時間が何時間でも問題はありません。フレックスとフルフレックスの違いは、コアタイムがあるかどうかの違いです。フレックスタイムは企業ごとに定められているコアタイムを守る範囲内での、自由な出退勤が認められている仕組みとなってます。逆に言えば、コアタイムが設定されている以上は、完全に自由な時間に働けるわけではないということです。フルリモートとフルフレックスの両方の制度を導入することでどのようなメリットがあるのか確認してみましょう。実際にフルリモート・フルフレックスの両方を導入している企業に勤める方の意見も参考に3つのメリットを紹介します。フルリモート・フルフレックスを導入することで以前に比べて柔軟な働き方が可能になり、家族との過ごす時間が取れるようになるメリットがあります。自宅で仕事ができるため休憩や隙間時間にちょっとした家事を終わらせたり、育児ができるようになるでしょう。また子育てや介護中にも仕事が続けられることで、社員の離職率や離職期間を短く抑えられる点もメリットと言えます。フルリモート・フルフレックス導入のメリットの2つ目として、通勤の必要がなくなるという点があります。通勤の必要がなくなることで、通勤時に使っていた時間が別のことに当てられるようになるでしょう。家事や育児の時間に使ったり、起きてすぐに仕事を始めるなど浮いた時間を有効に活用できるようになったのです。また、通勤による余分なストレスや体力の消耗がないため、モチベーションを下げることなく仕事を始められ、結果として効率的に働けるようになります。フルリモート・フルフレックス導入のメリットの3つ目は、業務に集中できる点です。自宅で仕事をする場合、上司や同僚など様々な人が同じ空間にいるオフィスワークと違い、話し声や周囲の雑音などが無い環境で仕事ができます。そのため誰かに邪魔されることなく仕事に集中できるため、自分が効率的に働ける環境を作ることができます。フルリモート ・フルフレックス導入には、メリットばかりあるように見えますが、実はデメリットも存在するのです。ではデメリットとはどんなものがあるのか3つのデメリットを見てみましょう。フルリモート・フルフレックス導入のデメリットの1つに、コミュニケーション不足になりやすいという点があります。対面でのコミュニケーションのように、気軽にコミュニケーションが取れないことから様々な問題が生じてしまうようです。リモートワークになることで他の社員の状況が掴みづらく、仕事上での認識のズレや共有不足などから業務上のミスにつながる可能性もあるでしょう。また、社員1人1人の勤務時間が自由になることで、連絡が取りづらくなるというリスクも発生します。このように、オフィスワークのようなコミュニケーションが取りづらくなってしまうため、チャットツールやWeb会議ツールなどを活用して積極的にコミュニケーションを図る必要があります。フルリモート・フルフレックス導入のデメリット2つ目は、働く時間や場所に縛られなくなる反面、自己管理が必要になるという点です。出勤、退勤時間が決まっていないことで、ルーズな生活習慣を送ってしまったり、だらだらと働いてしまう恐れがあります。休みのタイミングや就業時間を自分で管理できないと残業時間が多くなってしまったり、勤務時間が足りないということになりかねません。フルリモート・フルフレックス導入のデメリット3つ目は、運動不足になるという点です。リモートワークによって通勤の必要がなくなったことやずっと座ったまま作業を続けることで運動不足になる人が多く、体力が落ちてしまうのです。対策としては、各自で運動する習慣を身につけるようにしたり、スタンディングデスクを購入するという方法があります。新型コロナウイルスの感染拡大に伴って、在宅勤務を始める企業が多くなったことで、フルリモート ・フルフレックス制度を導入する企業は従来よりも多くなりました。そこでどんな企業がフルリモート ・フルフレックス制度を導入しているのか見てみましょう。日本最大規模のクラウドソーシングサービスを始め、インターネットサービスを提供しているCrowdWorksは2019年7月からフルリモート・フルフレックス制度を全社的に導入しました。導入の目的は、社員が多種多様な働き方を行うことでサービスの改善や新たな事業の開拓、一人一人のパフォーマンスが発揮できるようにすることです。CrowdWorksでは稼働中のスケジュールを誰でも確認できるようにしていたり、22時から翌日の5時までの作業には上長の承認を得る必要があるなどのルールが設定されています。ZOZOグループの開発、デザインなどを行うZOZOテクノロジーズは2019年8月1日に、フルリモート・フルフレックス制度を導入しました。ZOZOグループは「楽しく働く」ことを追及しており、制度の導入の目的も社員のライフスタイルに合わせた働き方を行うことで「楽しく働く」を実現することにあります。さらに、仕事を楽しいものとすることで組織としても生産性の向上やアウトプットの最大化を目指しているのです。今回テレラボでは、フルリモートのフルフレックスでの働き方について解説しました。フルリモートとフルフレックス制度を導入する企業は増加しています。メリットだけでなく、デメリットにも目を向けることでフルリモート・フルフレックス制度を導入した新しい働き方にも対応できるようになるでしょう。
2022.06.09
コラム
フリーランスはフルリモートワークができます。なぜなら、求人サイトまたはエージェントサイトに、フルリモート対応の案件があるからです。フリーランスには「常駐型」と「在宅型」の2種類があります。常駐型とは、契約した企業に出向して業務を行うタイプです。在宅型は企業と契約した後、自宅で業務を行うタイプです。成果物をクライアントの企業に提出し、問題がなければ報酬が支払われます。フリーランスがフルリモートするなら「在宅型」です。フリーランスとは、会社など組織に所属せず、個人でクライアントと契約して業務を遂行する人のことを言います。成果物をクライアントに提出することで、クライアントから報酬を得ると言うわけです。個人事業主でもあり、もう少しわかりやすく例えるなら、「店舗を持たない個人事業主」です。個人事業主として、パソコンやインターネットを駆使して、業務を行います。フリーランスには冒頭でも説明したように、「常駐型」と「在宅型」の2種類があります。在宅型の案件より常駐型の案件の数が多く、フリーランスといえば常駐型であると認識する方は多いです。そこで、フリーランスについて気になるポイントがあります。2つのポイントを次に挙げて、内容を解説していきます。また下の記事では、在宅のフリーランスにおすすめの職種をご紹介しています。在宅ワークとは、クライアントからの依頼を受けて、自宅で業務を行うことを言います。個人事業主の立場となりますが、フルリモートのフリーランスに該当します。フリーランスとどう違うのかを以下にまとめました。違うのは仕事場所ですが、内容的にはなにも変わりません。在宅ワークで行うフリーランスは「在宅型フリーランス」に該当します。フリーランスには「常駐型」と「在宅型」があり、フルリモートで業務を行うなら「在宅型」です。一方、会社員のフルリモートとは、勤務先のオフィスに一切出社せず、自宅などオフィス以外で仕事する働き方となります。フリーランスに対応しているフルリモートの案件にどのようなものがあるのかと誰しも気になるところです。そこで、案件の種類を一例として、3種類まとめてみました。3種類の案件を次に挙げて、解説していきます。プログラミングとエンジニア系のフリーランスはよく聞かれますし、プログラミングとエンジニアに特化したITエージェントサイトもあるほどです。高単価に設定されている案件は多く、IT関連の専門スキルや知識さえあれば、安定した高収入が期待できます。しかし、プログラミング・エンジニア系の案件は常駐型のほうが多く、在宅型が少ないのがデメリットです。フリーランスエージェントサイトに、常駐型の案件のほうが多く見られるからです。在宅型は常駐型より案件が少ないとはいえ、案件数も豊富であることに変わりありません。Webデザイナーまたはイラストレーターとして活動するフリーランスは、在宅で作業する傾向が強いです。Webデザイナーとイラストレーターは、パソコンさえあれば基本的に作業ができます。インターネットを常に接続する必要はなく、完成したらインターネットに接続して成果物を納品し、問題がなければ、報酬はクライアントから支払われます。Webライター・編集者の場合、文章を書くだけならパソコンだけで作業できます。フルリモートで作業できる職業のひとつで、クラウドソーシングサイトサイトでも、Webライターと編集者の案件がよく見られます。Webライターの場合、基本的なスキルといえば、物事を正確かつわかりやすく伝えることです。しかし、医療や金融など専門性が求められる分野の記事はやはり、特定の専門的なスキルが要求されます。フリーランス対応フルリモートの案件の探し方を以下にまとめました。案件の探し方4種類を次に挙げて、解説していきます。フリーランスで活動している場合は、フリーランスエージェントサイトの利用がおすすめです。その理由を以下にまとめました。フリーランスは基本的に、エージェントサイトを利用します。仕事の受注の安定性に関して、エージェントサイト以上のものはありません。もちろん、フルリモート対応の在宅型の案件はあります。担当者とヒアリングし、担当者に在宅型の案件を提案してもらうという流れになります。クラウドソーシングサイトを利用して、活動しているフリーランスはいます。クラウドソーシングサイトを利用する主なメリットを以下にまとめました。しかし、クラウドソーシングサイトを利用する上で、以下の注意点を覚えなければなりません。クラウドソーシングサイトは副業に向いているので、お小遣い稼きのためにクラウドソーシングサイトを利用するフリーランスもいます。自分が得意とするスキルを基準に案件を選びます。スキル外の案件を選んでも、作業をこなせるかどうかわかりませんし、クライアントが望むクオリティを手掛けるのは不可能と言わざるを得ません。単価が高いという理由だけで案件を選ぶのも、ひとつの考え方ですが、仕事を遂行して成果物をクライアントに提出できなければ意味がありません。スキルを基準に案件を選ぶのが、案件探しのひとつの手段です。知人や元同僚や元上司に案件を紹介してもらうという探し方もあります。確かに、フリーランスで活動している方にとって、知人など知っている方に案件を紹介してもらったほうが安心ですし、支払いも堅実であるのがほとんどです。しかし、知人だからという理由で報酬を一般相場より安く提示される場合もありますので注意が必要です。フリーランス対応のフルリモートの案件を取り扱っている、おすすめのサイトは主に3つあります。なぜおすすめなのか、3種類のサイトを次に挙げて、解説していきます。テレラボはリモートワーカーのための求人サイトです。高単価な案件を多く扱っているので、フリーランスで活動する方でもおすすめできます。おすすめする理由を以下にまとめました。しかし、扱う案件数が他の求人サイトより劣るというデメリットを持ちます。逆に言えば、探しやすいのがメリットです。自宅から出ず、ずっと自宅で引きこもった状態で働きたいというフルリモートを希望するフリーランスは、テレラボの利用がおすすめです。レバテックフリーランスは、フリーランスエージェントサイトのひとつです。IT分野に特化しているのが特徴で、エンジニアやプログラミングなど、IT関連の案件を扱います。IT分野のスキルを持つフリーランスを紹介する人材紹介サービスです。おすすめする理由を以下にまとめました。レバテックフリーランスはITフリーランスにおすすめで、レバテックフリーランスを選べばほとんど間違いはありません。ランサーズは大手クラウドソーシングサイトのひとつです。案件数では、同じ大手クラウドソーシングサイトであるクラウドワークスに負けますが、専門性が求められる案件を多く扱うという一面を持ちます。フルリモートでフリーランスをされている多くの方が利用しています。ランサーズをおすすめする理由は以下の通りです。しかし、システム手数料が最大20%で、受注側のワーカーが全て負担しなければならないのが大きなデメリットです。在宅型の案件かつフルリモート対応であるのが基本なので、副業したいけど出向したくないというフルリモート型フリーランスの方にはおすすめであります。ここからは、フルリモートでフリーランスをしている方に確定申告について解説します。「確定申告」は、所得税を納めるために必要な手続きです。サラリーマンの場合には、会社が代わりに納税を行ってくれており、毎月給料から所得税が源泉徴収され、年末に年末調整を行うことで、所得税の納税手続きが完了します。しかし、フリーランスの場合には、所得税を納めるために必要な手続きはすべて自分で行う必要があります。フルリモートのフリーランスが確定申告が不必要な場合は、所得が48万円以下の場合です。確定申告においては、所得から基礎控除の48万円が差し引かれた金額に対して税金が課されるからです。確定申告には、という2つの種類があります。青色申告と白色申告の違いは帳簿付けの方法です。青色申告は原則として複式簿記で帳簿をつけることが必要とされていますが、白色申告は簡易帳簿で良いとされています。青色申告は白色申告より、手間がかかると思う人もいるかもしれませんが、青色申告を行えば、最大65万円の青色申告特別控除といった節税メリットがあります。フルリモートのフリーランスの方には電子申告がおすすめです。「65万円の青色申告特別控除」に加えて、e-Taxによる申告(電子申告)を行うことで更に追加で10万円分控除を受けることができます。e-Taxとは、インターネットを利用して電子的に国税の申告を行うことができるシステムです。ここでは、リモートワークにおすすめの会計ソフトをご紹介します。「freee」は、フリーランス向けのクラウド会計ソフトとしては最も知名度があります。そして、ユーザーからの満足度も高い会計ソフトなので、初めて会計ソフトを導入しようと思う方にもおすすめです。という点から使いやすく利用できます。「弥生会計オンライン」は、会計ソフトとしてのシェアNo.1を誇る「弥生会計」のクラウドアプリです。1年間無料期間初心者でもかんたんに使えるクラウド会計ソフトとなっています。今回テレラボでは、フリーランスはフルリモートができるのかについて紹介しました。フルリモートの案件は基本的にフリーランスエージェントで探すのが堅実的で、自分に合った案件を担当者が提案してくれます。クラウドソーシングサイトで仕事を受注するのも一つの手で、自由度に関してはクラウドソーシングサイトのほうが上です。
2022.06.09
コラム
リモートワークは未経験からでも求人が豊富にあります。未経験からでもOKの求人が多いですが、当然経験者優遇のケースが多いものです。その中には未経験者も積極的に募集するという名目の求人はたくさんあります。本記事では、未経験からリモートワークを探している方に向けてリモートワークを未経験から始める方法や求人の探し方まで幅広く伝授します。未経験からリモートワークの求人を探す方法をまずは見ていきましょう。googleなどの検索から「リモートワーク 未経験」などで検索してみましょう。たくさんの求人情報がヒットしますよ。地域を限定したい場合にはお住いの地域も検索条件に加えてみると絞った検索が可能。例えば東京で探したいなら「リモートワーク 未経験 東京」などです。リモートワークでも採用の際には面接を行う企業も多く地域は限定した方がいいかもしれません。正社員として働くならなおさら地域は限定になるでしょう。クラウドソーシングサイトであれば、住んでいる地域は関係なくリモートワーク案件をスムーズに探せます。基本的に未経験者ばかりですので未経験でも安心してリモートワークの求人を探せるでしょう。クラウドソーシングサイトには求人数が多く、慣れてくればスカウトでお仕事をもらえるケースも増えます。どんな職種にでもチャレンジすることができますので、未経験者がリモートワークを始めてみる場合にはおすすめの探し方です。未経験からアルバイトのリモートワークの求人を探すことも可能です。アルバイト情報誌やアルバイト情報サイトの検索でリモートワークを探せます。また、クラウドソーシイングサイトで探せば基本的には社員として働くわけではありませんので、アルバイトやパートといった働き方です。好きな時間に好きなだけ仕事ができるのがクラウドソーシングサイトのメリットです。求人に応募して受注できなかったとしても、クラウドソーシングサイトなら「タスク」というお仕事形式があります。タスク形式なら早い者勝ちで仕事をすることも可能です。タスクのお仕事が豊富にあるのはクラウドワークスやシュフティです。手軽にアルバイト収入が得られておすすめの求人の探し方になるでしょう。リモートワークを未経験からできる求人の種類にはどんなものがあるのかも気になるところ。主な仕事の種類をピックアップしてみました。未経験者でも誰でも気軽に始められるのが内職でも人気の高いシール貼りのお仕事です。自宅でコツコツ同じ作業でも集中して仕事ができる方にはぴったりです。ただし、報酬は出来高制で安めです。また、完全リモートワークにはならず、シール貼りの材料を事業所に取りに行かなければいけません。納品にも足を運ぶ必要があるでしょう。中には郵送可能な案件もありますが、ごくわずかです。またシール貼りのお仕事はペットを飼育している人は受注できない可能性が高いので注意しましょう。袋詰めも未経験者の主婦などに人気の内職のお仕事。シール貼りと同様に袋詰めも事業所まで材料を取りに行き納品しに行くスタイルです。ですから、完全リモートワークとはいえないでしょう。ですが、未経験からでも始めやすく特別なスキルもいらないため、誰でも始められるお仕事です。袋詰めもペットを飼育している方は対象外になってしまいますので注意してください。データ収集やデータ入力のお仕事も人気のリモートワークです。パソコンの簡単な操作スキルがあれば受注できます。場合によってはスマホだけでもできるお仕事もありますので、探してみるといいでしょう。ただし、未経験者歓迎ではありますが、その分人気が高く受注できるとは限りません。ひとつの求人に100人以上応募するケースもあり、上手に自己アピールができなければ受注できない可能性があります。テレアポのお仕事も人気があります。基本は自宅の電話を使わずに、テレアポ専用のアプリケーションをパソコンにインストールして架電することになるでしょう。中には自宅の電話を使う求人もありますが、電話代が自己負担になるためおすすめできません。また、テレアポのお仕事は、専用のソフトで架電するため、自宅のネット環境が優れている必要もあるでしょう。速度が遅いネット回線を利用しているケースでは受注できない可能性も。光回線を敷設しているなら受注しやすいお仕事です。テレアポは、出来高制になりますので架電すればするほど報酬が得られます。ただし、1件の架電単価は決して高額ではありません。アポイントメントを取得できればインセンティブ収入が入りそこそこの報酬を得られます。未経験者でも始めやすいですが、コミュニケーションスキルは必要です。ただし、鳴き声のするペットを飼っているケースや乳幼児が自宅にいてのテレアポ業務はおすすめできません。あくまでも、企業の担当者として架電しますので、在宅でリモートワークをしていることは架電相手に伝わってはいけないからです。ライティングのお仕事も未経験から始められるリモートワークです。ライティングであれば簡単なパソコン操作スキルがあれば未経験者であったとしても簡単に始められるでしょう。場所を選ばず好きな時間に働けることも魅力。副業にも適していますし、育児中の主婦の方でもやりやすいためおすすめです。ただし、検索スキルやSEOの知識が必要になりますので始める前には少し勉強しておきましょう。また、人気のリモートワークですので、受注するまでには努力も必要です。最初は安い案件だったとしても実績を作るためにどんどん受注することをおすすめします。実績ができれば高額案件のスカウトもたくさん来るでしょう。場合によっては、専属ライターになれますし、業務委託契約を締結することも可能です。長く働ける職種になりますので目指すなら勉強していくことも必要になってきます。ライティングのディレクター業務もリモートワークに適しています。未経験者でも教育を受ければ問題なくこなしていけるでしょう。ですが、ライティングディレクター業は未経験者の募集もあるものの、基本的にはライティング経験者が優遇されます。ライティングディレクターになりたいならまずはライター業から始めた方がスムーズに働けるかもしれません。ライティングディレクターとはライターが執筆するための構成作りや、原稿の校正・校閲を行うお仕事です。ライターのスケジュール管理も行うことになるでしょう。コミュニケーション能力が問われますので、コミュニケーションが得意な方には適したお仕事です。webデザイナー業もリモートワークに適したお仕事です。未経験者から始めることはできますが、始める前にはデザイナーのスキルを身につける必要があります。htmlやCSSのスキルはもちろん、javaなどのスキルも身につけておければ安心です。その他、デザイナーのセンスを磨き、色彩などについても学んでおきましょう。その上で、webデザイナーには必須となるPhotoshopなどのソフトの操作スキルも必要となります。女性でも始めやすいお仕事ですが実績が問われることも覚えておきましょう。少し変わったリモートワークですが、オンライン占い師のお仕事も未経験から始められます。占い知識を多少身につける必要はありますが、オンラインですので、時間をかけて調べていけば未経験者でも問題なく始めることができます。昨今では、いろんなサイトにオンライン占いがありますので、占いに興味がある方でリモートワーク希望の方なら目指してみてもいいでしょう。占いが当たり評判になれば仕事もどんどん受注できます。占い師は占いだけではなくユーザーの心に寄り添い悩みを聞く姿勢も大事です。ですから、知らない人にでも心に寄り添い優しく導ける方に適しているといえるでしょう。翻訳のお仕事も未経験者がリモートワークをするには適しています。語学力があり、留学経験がある方などには始めやすいリモートワークです。翻訳のお仕事には、英語だけではなくドイツ語、フランス語、中国語、スペイン語などさまざまな言語がありますので、得意な言語があればぜひチャレンジしてみるといいでしょう。また、本の翻訳だけではなくニュースサイトや、動画の翻訳のお仕事もあり多岐にわたります。さまざまなメディアに触れる機会にもなりますので、興味がある方は始めてみてはいかがでしょうか。報酬も比較的に高額なので信頼を得られれば未経験者からのリモートワークでも高収入が見込まれます。ECサイトの運用のお仕事もあります。昨今ではネットの販売サイトが主流になりつつあり、たくさんの運用者の募集があります。営業経験がある方や、未経験でもこまめに連絡ができる方などの募集が目立ちます。具体的には、仕入れから在庫管理、ユーザーへの発送管理などお仕事によって受注する幅は違うでしょう。営業マネージャー経験者優遇のケースもあるため、営業経験がある方はチェックしてみてくださいね。未経験者が漠然とリモートワークで稼ぎたいと考えたとしても、どのように求人を探していけばいいのかがわからないでしょう。求人を見ればいいとわかっても、未経験からすぐに応募していいものかも自信がないはずです。未経験者がリモートワークの求人に応募するまでの流れをご紹介します。まずは自分が何をやりたいのかを明確にしましょう。ただ漠然とリモートワークをしたいといっても職種はさまざま。自分なら何ができるのか自分の特性をよく考えて、本記事を参考にしながらできる仕事を探ってみてください。こちらの記事でリモートワークできる職種について知ることができます。やりたいリモートワークが決まったなら、やりたい仕事に応じた勉強を最初にすることをおすすめします。例えば、自分なら占い師が適していると感じるなら占いについて勉強していきましょう。ある程度の自信がつくまでは学んでいくことが大切です。やりたい職種が決まり、勉強もできたならいよいよ未経験者でも応募できるリモートワークの求人を探します。求人サイトやクラウドソーシングサイトから探すと見つかりやすいでしょう。こまめにチェックし、これなら応募できそうだという条件の求人を見つけたら応募していきます。うまくいけば受注できてリモートワークが開始できるでしょう。気になる求人はいくつか並行して応募することがおすすめ。未経験者の場合には、実績がなく、なかなかクライアントからの信頼を得られません。そのため、応募してもすぐに受注には至らないのが一般的です。受注できないのが普通なのでめげずにどんどん応募していきましょう。並行していくつか応募した方が時間が無駄になりません。一つの求人に応募して結果が出るまでには数週間かかってしまいます。その間に待つだけでは良い求人を見逃す結果に。ですから気になった求人には並行してどんどん応募していきましょう。いくつか応募するうちにどこかで受注ができるはず。最初は実績を作るためにもあまり条件にこだわりすぎずに仕事の内容などで決めていく方が賢明です。また、大切なことは経歴を偽らないことです。未経験だから受注ができないのは当然のこと。だからといって、経験豊富な振りはしないようにしましょう。未経験者には未経験者の魅力がありますし、経歴を偽ってもすぐにバレてしまいます。クライアントの信頼を得るためには正直であることも大切な要素。ですから、未経験だと堂々とクライアントに伝えるようにしましょう。その方が丁寧に指導してもらえてあなたにとってもプラスになります。リモートワークを未経験者から始めることはできます。求人もたくさんありますから安心してください。ですが、どんな仕事でも実績が重視される傾向があることは覚えておきましょう。ですから、未経験者がリモートワークを始める際はその職種について勉強していくことも必要です。未経験者で知識もスキルもない場合には受注は難しでしょう。せめて知識を身につけクライアントにやる気があることをアピールできた方が有利です。未経験者でも大丈夫です。努力をすることできっとあなたにぴったりのリモートワークの求人が見つかりますよ。
2022.06.09