在宅エンジニアについて徹底紹介!
在宅エンジニアというのはその名の通り、在宅にて作業をおこなうエンジニアのことです。現在は感染症の影響などさまざま理由や観点から在宅ワークという働き方が増えつつあります。
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今回テレラボでは、在宅エンジニアの仕事の種類や探し方、在宅で働きやすいプログラミング言語、在宅エンジニアの年収や必要なスキルなどを徹底紹介します。
在宅エンジニアの仕事の種類
在宅のエンジニアと言っても仕事内容は多岐にわたります。ここでは、在宅ワークできる代表的なエンジニアの種類とその主な仕事内容をご紹介します。
【2021年最新】ITエンジニアの全16種類を徹底解説!気になる年収は?SE(システムエンジニア)
SE(システムエンジニア)はユーザーから寄せられた依頼に従ってシステムの設計書を作ったり、そのシステムの運用・管理を行う仕事です。
基本的な仕事はプログラミングを用いて行い、ユーザーへのヒヤリングもリモートで行えるため、在宅エンジニアの中でも代表的な職種となっています。
ITエンジニア・プログラマー(社内SE)でリモートワーク/在宅勤務が可能な求人在宅SE(システムエンジニア)ってどんな仕事?収入や始め方など徹底紹介フロントエンドエンジニア
フロントエンドエンジニアとは、Webアプリケーションなどでユーザーが直接目に触れる部分(フロントエンド)の設計や構築を、主にWebデザイナーが設計したデザインを元にHTML、CSS、JavaScript、PHPなどのプログラミング言語を駆使して行う職種です。
在宅フロントエンドエンジニアの求人も多くあり、Web系の知識がある方にはおすすめのエンジニアです。
ITエンジニア・プログラマー(フロントエンドエンジニア)でリモートワーク/在宅勤務が可能な求人在宅のフロントエンドエンジニアって実際どうなの?必要なスキルや仕事の探し方を徹底解説!インフラエンジニア
インフラエンジニアとは、システムのサーバーやネットワークなどのインフラ部分の設計・管理を行う職種です。
在宅でインフラエンジニアをするにはクラウドシステムについての知識は必須です。また在宅で仕事ができるかどうかは企業のインフラ管理システムによるところが大きいエンジニアとなっています。
ITエンジニア・プログラマー(インフラエンジニア)でリモートワーク/在宅勤務が可能な求人インフラエンジニアはリモートワークできる?条件や注意点を徹底解説!Webデザイナー
Webデザイナーとは、Webサイトの構成やレイアウトをデザインする職種です。仕事内容としては、デザインソフトやプログラミングを用いて、UI/UX設計やHTMLなどを用いたコーディングを行います。
Webデザイナーはスキルさえあれば在宅で仕事をすることができるエンジニアです。
デザイナー(Webデザイナー/UI・UXデザイナー)でリモートワーク/在宅勤務が可能な求人【徹底解説】在宅のWebデザイナーってどんな仕事?未経験でもなる方法は?在宅エンジニアにおすすめのプログラミング言語
在宅エンジニアの仕事には特にWeb系の案件が多く、これらの仕事を請け負えるように適切なプログラミング言語を習得する必要があります。
ここでは、在宅エンジニアを目指すうえで習得しておくべきプログラミング言語について解説します。
在宅のプログラマーって実際どうなの?収入やメリットについて徹底解説!HTML
HTMLはWeb開発の基本となる言語で、Webサイトを作成する上で欠かせないプログラミング言語です。Webサイトの作成にはHTMLとCSSを用いるため、合わせてCSSの勉強もすると良いでしょう。
HTMLはWebサイトを作成する在宅エンジニアとして働くには必須のプログラミング言語です。
HTMLコーダーってどんな仕事?収入やなる方法についてご紹介!PHP
PHPはWebサイトやWebアプリの開発など、Web系の案件で多く使われる言語です。またPHPは比較的習得が簡単な言語ですので、取り組みやすいのが魅力です。PHPを習得し適切に扱うことができれば、在宅エンジニアとしての信頼度を上げることにつながります。
Ruby
Rubyはフレームワークの「Ruby on Rails」を駆使してWebアプリケーションやWebサービスの開発を行うプログラミング言語です。
Rubyを習得することで、在宅エンジニアとして様々なWeb開発の仕事をこなすことができます。
リモートワークエンジニアならrubyがおすすめ!その理由と始め方を徹底解説!Python
PythonはAI開発やデータ処理に使われている言語であり、Web系の開発にも使用されています。
Pythonはフレームワークが豊富で初心者でも始めやすい言語です。またPythonは多くの開発で使われているため、Pythonを習得することで在宅エンジニアとして様々な案件をこなすことができるようになります。
Pythonは在宅でもできる?仕事の探し方や仕事内容について徹底紹介!在宅エンジニアの年収
在宅エンジニアといっても、フリーランスとして働くのか、企業に正社員として勤めるのかで年収は変わってきます。ここではフリーランスと正社員の場合を比較して、在宅エンジニアの年収を紹介します。
インフラエンジニアの年収ってどのくらい?男女別・年代別に徹底比較!フリーランスの在宅エンジニアの年収
フリーランスの在宅エンジニアは、企業に所属しない分収入が安定しないというデメリットがありますが、経験やスキル次第では1000万円を超える年収を手にすることもできます。
一般社団法人フリーランス協会の「フリーランス白書2019」によると、IT・エンジニア系フリーランスの年収分布から、年収は400万円~600万円が多く、平均年収は約550万ほどだとわかります。
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フリーランスの在宅エンジニアだと、人によって年収の差が大きいのも特徴です。
正社員の在宅エンジニアの年収
正社員の在宅エンジニアは、年収が安定するというメリットがあります。システム開発や社内SE(システムエンジニア)などは年収が約510万円前後となっています。また職種や経験によっては年収800万円~1000万円代に上る場合もあります。
正社員の在宅エンジニアの年収は年齢や経験による部分が大きくあり、20代などで仕事を始めたばかりの平均年収は400万円~500万円ほどになります。
在宅エンジニアの一日の過ごし方
在宅エンジニアの一日の過ごし方は、出社しているエンジニアとどのような違いがあるのでしょうか。リモートワークで在宅エンジニアをしている方々のインタビューを通してご紹介します。
フルリモートでフロントエンドエンジニアとして働くあきなさんの一日の過ごし方
あきなさんは、不動産会社のシステム開発部門でフロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニアとしてフルリモートで働いています。あきなさんの一日のスケジュールは下のグラフの通りです。
あきなさんの場合フルリモートなので、出社にかけていた時間を読書などの朝活に有効活用しています。また会社から帰宅する手間もないので、勉強やトレーニングなどにより多くの時間を割くことができています。
未経験からフルリモートのエンジニアになったあきなさんに徹底取材!「新しい働き方」の魅力とは?エンジニア歴15年のインフラエンジニア 横地啓史さんの一日の過ごし方
横地さんはSESでインフラエンジニアとしてリモートワークをしており、エンジニア歴は15年でサーバーの運用などに多く携わっています。
横地さんの一日のスケジュールとしては、朝8時ごろからリモートで接続してメッセージの確認作業を行い、朝9時ごろからチームメンバーと進捗状況の共有などを行います。定時が17時半なのでそこでログアウトしますが、連絡があれば都度対応という形で行っています。
【インタビュー】リモートワークSESインフラエンジニア・横地 啓史さんの一日とは?在宅エンジニアのメリット
エンジニア業務を在宅で行うことはメリットが多数あります。その中でも主なメリットを3つご紹介します。
会社に出勤する必要がない
満員電車に乗って毎朝苦労して出勤という煩わしい思いをしなくていいというのも、在宅エンジニアのメリットです。
また、当然ですが会社に出勤するということはその分の時間をロスしているということにもなります。そういった無駄な時間を減らして在宅で作業をすれば、その時間を作業時間にもあてられますし、自分自身が自由に使うことのできる時間も増えて一石二鳥です。
自分のペースで仕事ができる
在宅エンジニアであれば作業時間や作業工程を自分で決めやすいかたちとなっています。
当然、案件によっては調整がきかない場合もありますが、ほとんどの場合で自分のペースで作業をおこなうことができます。
自分のペースで仕事を進めることができれば、必然的にプライベートな時間も予定を組みやすくなるのでストレスが溜まるということも少ないでしょう。
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自分のタイミングで休息を取って、自分のペースで作業をすることができます。
煩わしい人間関係がない
会社に出勤して仕事をするとなれば当然、毎日のように1日中、周りの人たちとコミュニケーションをとる必要が出てきます。
その点、在宅エンジニアはチャットなどのリモートで打ち合わせや、報告などの連絡をとる必要はありますが直接、話すことは少ないので人間関係に悩むこともありません。
また、仕事が終わったあとの飲み会や、お昼休みのランチなどに誘われるということもないので、気持ちは楽になるでしょう。
在宅エンジニアのデメリット
それでは逆に在宅エンジニアのデメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?在宅エンジニアのデメリットを3つご紹介します。
仕事とプライベートの区別がつきにくい
こちらのデメリットで悩んでしまっているという方も多いのではないでしょうか?在宅ワークにおいてはプライベートとの区別がつきにくく、境界線が分かりにくいというデメリットがあります。
このように、プライベートと仕事の境界線があいまいになると常に仕事をし続けてしまい昼夜逆転してしまったりと、生活リズムが崩れてしまう方もいます。
会社勤務に比べて案件単価が低い
同じエンジニアでも会社勤務の方と、在宅ワーク専門の方を比べると在宅エンジニアの方が案件の単価が低いと言われています。
やはり、会社に出勤をして直接、作業をするのとリモートで作業をするのとでは環境も異なるのでい仕事を依頼する側からすると、それらが要因のようです。
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しかも会社員でない場合、税金や保険などといった手続きも自分自身でおこなわなければなりません。
家族の理解が不可欠
在宅エンジニアとして仕事をするということは当然、自宅での作業になります。そうなると、会社での勤務とは違い家で過ごすことも多くなるので、家族了承と理解が不可欠です。
在宅エンジニアとして仕事が安定するまでは一時的とはいえ、今までに比べると収入が半減する可能性もあります。さらに常に自宅での作業となるとパソコンをはじめ、デスクやイスなど仕事に必要な道具をすべて自費で揃えなければなりません。
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打ち合わせや会議が必要な場合もあり、自宅環境にかなり左右されるので、きちんと家族の同意を得る必要があります。
フリーランスの在宅エンジニアの求人の探し方
在宅で行えるフリーランスエンジニアの案件は多くあります。ここでは、フリーランスの在宅エンジニアとして働くために、おすすめのフリーランスエージェントサービスを3つご紹介します。
在宅フリーランスエンジニアの本音を徹底解説 | メリットやデメリットは?クラウドテック
クラウドテックは、大手クラウドソーシングサービスのクラウドワークスが運営するフリーランス向けキャリアサポートサービスです。フリーランスのエンジニア求人が多数あり、フリーランスの在宅エンジニアを目指すならまず登録したいサービスです。
レバテックフリーランス
レバテックフリーランスは、他のフリーランスに特化した求人サイトに比べて案件の単価が高いのが特徴です。また専門コンサルタントがついてアドバイスなどのサポートをしてくれるため、初めてフリーランスで在宅エンジニア案件を探す方におすすめです。
Midworks
Midworksは、豊富なフリーランスエンジニア案件数や手厚い福利厚生が特徴です。フリーランスで在宅エンジニアとして働くのに、良い条件で仕事をしたい方におすすめの求人サイトです。
正社員の在宅エンジニアの求人の探し方
在宅エンジニアの仕事を正社員で行いたい場合は、自分で条件の合った求人を探し応募する必要があります。ここでは正社員の在宅エンジニアを目指す方におすすめの求人サイトを2つご紹介します。
テレラボ
テレラボはリモートワークに特化した求人サイトです。正社員のエンジニアの求人も多数取り揃えており、詳細なリモートワーク条件で求人を検索できるのが魅力です。
ITエンジニア・プログラマーでリモートワーク/在宅勤務が可能な求人Indeed
Indeedは、正社員・フリーランスともに在宅エンジニアの求人の多さが魅力です。様々な種類のエンジニアの求人があり、自分がしたい仕事の求人を見つけやすいのが特徴です。
在宅エンジニアに必要なスキル
プログラミング言語以外にも在宅エンジニアに必要なスキルはあります。下の記事では、エンジニアに必要な基本的なスキルから、スキルチェックにおすすめのサービス、効率のよい勉強方法などを徹底紹介しています。
稼げるエンジニアが持っている基本スキル6選をご紹介!効率的に勉強する方法は?また下の記事では、在宅エンジニアをするにあたって持っておくとよい資格を紹介しています。資格を取得することは、在宅エンジニアとしての自分の市場価値を高め、単価の高い仕事を得ることにつながります。
エンジニアが持っておくべき資格とは?おすすめの資格10選!在宅エンジニアとして仕事をする際の注意点
在宅エンジニアの実情についてはお分かり頂けたかと思いますが、実際に在宅エンジニアとして仕事をするには、どのようなことに気を付けるべきなのでしょうか。
自己管理を徹底する
在宅で仕事をする場合には、かなりの自己管理スキルが必要となります。
企業とは違い、実際に仕事をする際はいつも1人です。仕事をするのも、さぼってしまうのもいつも自分次第となります。しっかりと自己管理ができないと作業も遅れてしまい、結果的に納期が遅れてしまうことにもつながります。
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プライベートと仕事をきちんと分けることのできる人が、在宅の仕事に向いているとも言えます。
営業スキルが必要
営業スキルが必要という点は、フリーランスならではです。企業とは異なり仕事は勝手には入ってきません。クライアントとの打ち合わせや、細かなやりとりもすべて自分でおこなう必要があります。
そのため、それなりの営業スキルがなければ案件も獲得することはできませんし、獲得できたとしても案件を切られてしまう可能性が出てきてしまいます。
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頻繁なコミュニケーションも必要になりますので、コミュニケーションが苦手な方は少し躓いてしまうかもしれません。
未経験でも在宅エンジニアになれるのか
未経験の場合でも在宅エンジニアを目指すことは可能です。しかし、いきなり在宅エンジニアを目指すのは難しいと言われています。企業などでの実務経験もない状態では、案件を依頼する側も不安でしょう。
現在では、リモートで研修を受けられてエンジニアを目指すことができる企業も多くあります。そのような自分に合った企業を探し、最初は可能であれば企業において1年以上の経験を積んだり、それが無理な場合は趣味の範囲でもいいので、何か自分でシステムを構築してみたりと、とにかく実績をつくることをおすすめします。
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下のテレラボの記事では、未経験から在宅エンジニアを目指すにあたって、在宅エンジニアになる方法や事前に確認しておくべきことなどを詳しく解説しています。
まとめ
今回テレラボでは、在宅のエンジニアについて詳しく解説しました。エンジニアは将来性もあり、しっかりと稼ぐことのできる分野でもあります。しかしながら、最初から在宅エンジニアとして生計を立てていくことは難しいので、コツコツと少しずつ地盤を固めていく必要があります。
慣れてくれば自分の好きなペースで仕事を進めていくこともできるようになるので是非、理想の在宅エンジニアを目指してみてください。