在宅SEになりたい!主婦でもシステムエンジニアにはなれるのか?

エンジニア未経験の主婦でも在宅のSE(システムエンジニア)になることは可能です。在宅SEなら、好きな時間に働くことができる上に、育児などの手間が終わった後の社会復帰の足掛かりにもできておすすめです。
SEの職業は場所を選ばないことが特徴で、フリーランスはもちろん正社員になりたい場合でも需要が多くあります。
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今回テレラボでは、在宅のSEを目指す主婦の方に向けて、未経験の主婦が在宅でSEになるためのノウハウをお伝えしますので参考にしてください。
主婦が在宅SEになるにあたって必要なスキル
主婦が在宅SEになる上で必要になるスキルが3つあります。まずは、スキルを身につけて在宅ワークに備えましょう。
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下のテレラボの記事では、エンジニアが身に着けておくのにおすすめなスキルを紹介しています。
正しい要件定義ができるスキル

正しい要件定義ができるスキルが最初に必要になるスキルです。顧客が何を求めているのかを正しく把握できる能力。顧客はニーズを伝える場合にふんわりとしたイメージで伝えるケースが多々あります。
そのふんわりとした要件のイメージを正しく掴んで、定量的にニーズを顧客に示していかなければいけません。
例えば、顧客は「おしゃれな印象のWebサイトを作りたい。できれば、たくさんのお客様がWebにアクセスしてもシステムが遅くならないようなものを作りたい」などとイメージだけで伝えてきがちです。「予算はできるだけ抑えてくれ」とさらに我儘をいうケースもあります。
それらのニーズを正しく捉えて、予算とシステムのどちらも満足できる設計にできるのかがSEの手腕になるでしょう。
正しく設計できるスキル

正しく設計できるスキルは重要です。システム設計をする上で、顧客の求めるもの正しく形にできるスキルのこと。そのためにはフロントエンドのweb知識やデータベース、ネットワークなどの知識もある程度は身につけておいた方が正しい設計ができるでしょう。
深く知識を得る必要はありません。例えば、この程度のユーザー量に対して負荷がかからないで使えるデータベースはどれか、などを選べる知識があれば大丈夫。
ネットワークやプログラムの知識も同様です。このシステム要件を満たせるプログラミング言語は何を使うべきかを検討できる知識は必要です。
具体的に使うプログラムはプログラマーが最終的には決定するかもしれません。ですが、プログラマーを選ぶ際にどの言語を扱えるプログラマーをチョイスするのかはSEのお仕事です。
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どのプログラミング言語がどのような案件に適しているにかはある程度知っておくとよいでしょう。
コミュニケーションスキル

要件定義や設計において、正しいニーズを吸い上げるためには当然コミュニケーションスキルは必須になってきます。
顧客とのコミュニケーションはもちろんのこと、開発担当者に要件を満たしたシステムが予算以内で開発できるのかを確認したりするのもSEのお仕事。ですから、顧客、開発担当者などとのスムーズなコミュニケーションスキルは必須です。
主婦の方はコミュニケーションが得意な方も多いので、SEのお仕事は主婦には適したお仕事だといえるでしょう。
SE(システムエンジニア)の在宅フリーランスについて徹底解説!主婦が在宅SEになる方法
ここでは、主婦が在宅SEになる方法をご紹介します。主婦がSEになることは難しいことではありません。その方法を6つ紹介していきます。
在宅のエンジニアとは?仕事の種類や探し方、年収、一日の過ごし方など徹底解説!SEとは何かを学ぶ

そもそもSEとはどんなお仕事をするのかをしっかり学んでおきましょう。未経験だと、プログラマーなどと間違いがちです。決してSEのお仕事はプログラミングのお仕事ではありません。
SEとは要件定義、設計のお仕事です。在宅SE未経験の主婦はまずはSEとは何をするお仕事なのかを正しく理解していきましょう。
在宅SE(システムエンジニア)ってどんな仕事?収入や始め方など徹底紹介SEに必要な知識を習得する

次に、先にご紹介した3つのスキルを身につけていきましょう。主婦なら比較的簡単にスキルを習得できます。日頃から夫や子どもが何を求めて、何をしてあげれば喜ぶのかを考えて行動することだけでも要件定義能力は養えます。
とはいえ仕事をしていくわけですから、それだけでは不安を感じるケースもあるでしょう。そんな場合は「要件定義セミナー」などをオンラインで開催していますので、申し込んで勉強するのもおすすめです。
その他未経験者ならパソコンの基礎知識や、サーバーの基礎知識、ネットワークの基礎知識、データベースの基礎知識、プログラミングの基礎知識なども必要です。
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これらの知識を学んでいくとスムーズにSEのお仕事を進めていくことができます。
在宅勤務環境を整える

必要なスキルを身につけたなら、在宅勤務環境を整えていきましょう。子どもが小さいなら保育園などに預ける手筈を整える、家族の理解を得るなど、まずは家族環境を整えましょう。
その後、必要になるパソコンなどの機材を整え、必要なソフトウェアも準備しなければいけません。仕事をする部屋やデスク環境なども整える必要があります。
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在宅で働くならば、決まった仕事環境を整えた方が仕事に対するモチベーションはアップする傾向にあります。
SEの仕事を自分でやってみる

実際に在宅ワークを開始する前に自信をつけるために疑似案件を自分で準備し、SEのお仕事を自分向けにやってみましょう。
さまざまな教材にSEのお仕事の例題が載っていますのでその例題を解いていくイメージです。実際の仕事を受注する前に自信をつけておきましょう。
在宅SEでクラウドソーシングサイトに登録する

早速実際の仕事を受注するにあたり、クラウドソーシングサイトにSE登録していきましょう。初心者ならクラウドワークスがおすすめ。
何件か実績を積んだなら、システムエンジニア専門のクラウドソーシングサイトに登録していきましょう。
大事なことは実績です。実績重視の世界ですので、安い案件でも積極的に受注していく姿勢が肝心です。
在宅ワークに大人気おすすめクラウドソーシングサイト10選!在宅SEの仕事を受注する

実際の仕事に応募したり、スカウトを受けて仕事をしていきます。クラウドワークスならスカウトの数も多く、未経験の主婦でも案件を受注しやすい特徴も。
最初から高額案件を狙っていっても実績がなくては受注できない可能性が高いでしょう。もしも受注できても、仕事が難しく苦痛に感じたり、うまく行かずに挫折する可能性があります。
主婦はできるだけ長続きできるようにスロースタートで、小さな案件から手がけていきましょう。実績さえ積んでいけばやがて高額案件も受注できます。
主婦が在宅SEになるための心がけ
主婦が在宅SEになるための心がけをご紹介します。
SE(システムエンジニア)が在宅副業するには?おすすめの副業や始め方を徹底解説!家事や育児の合間に在宅SEの仕事をやる

主婦が在宅SEのお仕事をするなら、仕事優先ではなく、家事や育児の合間にやっていくようにしましょう。なぜなら、その方が家族に負担がかからずに、家族からの理解が得やすいからです。
できるだけ、普段通りに家事や育児をこなして、自分にとっても快適な仕事環境を整えてください。子どもがいるなら、子どものためにも子供とのコミュニケーションは大事にしましょう。
子どもとのコミュニケーションがSEの仕事にも役立ちますよ。
在宅SEは納期を守る

在宅SEになったなら守らなければいけないのが納期です。仕事を始めたなら、子どもが熱を出したからと、納期を反故にできるわけではないと覚えておきましょう。もちろん、クライアントに交渉することはできます。
ですが、お金を貰って仕事を受注するワケですから、責任は果たさなければいけません。家族優先に仕事をするのは当然ですが、受けた仕事は責任を持って果たしていきましょう。
主婦は仕事を詰めすぎない

在宅SEのお仕事は未経験者には最初は大変かもしれません。家族がいるため、何かしらのハプニングが起こる可能性を考慮して、仕事は詰めすぎないようにしましょう。
自分の能力と仕事量のバランスを考えることが大切です。徹夜が続くことがないように、メリハリをつけて仕事をしていきましょう。
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仕事が軌道に乗ると、どうしても仕事を詰めがちです。くれぐれも無理をしない働き方を検討する必要があります。
まとめ
今回テレラボでは、主婦が在宅SEになる方法やそのために必要なスキルなどをご紹介しました。主婦が在宅SEを目指すことはできます。むしろ主婦には向いた仕事です。もしも在宅SEを目指すなら、まずはシステムエンジニアが何をする仕事なのかを理解し、必要なスキルを身についけていきましょう。