在宅コールセンターとは?

在宅のコールセンターとはその名の通り、通常会社内のオフィスで行うコールセンター業務を、自宅で行うことを指します。
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今回テレラボでは、在宅コールセンター業務のメリット・デメリットをはじめ、その可能性についていくつか紹介していきたいと思います。
在宅勤務の仕事についてはこちらの記事でも紹介しています。
在宅ワークでできるおすすめの仕事15選営業・カスタマーサポート(テレマーケティング・コールセンター)でリモートワーク/在宅勤務が可能な求人在宅コールセンターのメリット
では、在宅コールセンター業務には一体、どんなメリットがあるのでしょうか。ここではそんなメリットを4つほど紹介します。
在宅勤務のメリットとデメリットについて詳しく見る在宅コールセンターのメリット①:在宅ワークの中では高収入を狙うことができる

在宅コールセンターは時給制や固定給ではなく、電話1本あたりや契約1件ごとに給与が決まる、成果型報酬を採用している企業が多いです。つまり、在宅コールの仕事は自分の努力や工夫次第で高収入を狙うことが可能です。
成果を上げることができれば時給換算すると1000円以上にまで稼ぐことができるなど、未経験でも始められる在宅ワークの中では在宅コールセンターは高収入を狙える仕事です。
在宅ワークは本当に稼げる?安定して稼ぐ方法や求人の探し方は?在宅コールセンターのメリット②:服装・髪色が自由

在宅コールセンター業務であれば、電話口での応対業務が基本のため、どんな服装・髪型でもOKです。一日中スウェットやパジャマの服装。金髪・赤髪でも誰も責める人はいません。
これは私個人の話になりますが、実際に在宅コールセンターで働いています。しかし髪色だけではなく耳のピアスに関しては何個開いていても全く問題はありません。あくまでも声が仕事なので、身なりについて言及されることは少ないです。
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しかし、リモートワークとはいえ直接顔を出して応対する業務の場合は注意が必要ですので、その点は応募する会社の募集要項を入念にチェックしましょう。
在宅コールセンターのメリット③:通勤費がかからない

職場に通勤しない在宅コールセンター業務は、通勤の際に使用する電車やバス、タクシー、車等の通勤費が必要ありません。
在宅コールセンターとして働くことができれば、毎朝の満員電車やコロナ対策の3密に悩ませれることなく、ストレスフリーの自由な環境で働ける上に、月に数万円の節約にもなります。
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また、不必要だった通勤時間を育児や家事など、本来必要となる部分に充てることができ、仕事と家事が両立できる可能性も十分にあります。
在宅コールセンターのメリット④:仕事中でも自由に好きなことができる

子育てや介護をしている人にとって、自宅でホームケアできることはとても重要かつ理想的ですよね。しかし、会社のオフィスで働くとなると、なかなか思ったように時間が取れないのが現状です。
在宅コールセンター業務なら、仕事をする設備・環境さえ整っていれば問題ないため、場所を選ばず、その理想を実現することが可能です。
ノマドワーカーは女性におすすめ!メリットやおすすめの職種について徹底解説!子供の面倒と在宅勤務を両立するには?その方法を徹底紹介!在宅コールセンターのデメリット
ここでは、在宅コールセンター業務のデメリット3つについて紹介していきます。
在宅コールセンターのデメリット①:仕事中のトラブル対処に不便

コールセンターの場合、予期せぬ質問やトラブルに発展した場合でも即答したり問題解決に向けた道筋を提示することを求められます。熟練の人であれば、経験からすぐに解決する力を備えていると思いますが、始めたての人ではなかなかうまくいきません。
在宅コールセンター業務の欠点は、上司や仲間が近くにいないため、迅速な対応ができにくいという点です。
通常のコールセンター業務であれば大した問題ではないことも、対応不足やスピード感の欠如が原因で、大きなトラブル(主に苦情)に発展しかねないこともあります。
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業務内容によって、その対処法は異なると感じますが、判断に迷う事案や即時回答できない内容についてうかつに回答しないことです。何か言われても「申し伝えておきます」程度にとどめて明確な約束を避けることが大事です。
在宅コールセンターのデメリット②:環境設備の準備が大変

在宅コールセンター業務を全うする上で、受電や発信業務に特別な端末を使っている会社の場合は、同じ環境を在宅で実現することが困難な場合があります。
在宅コールセンター業務経験者・仲間や身の回りに機械に詳しい人がいれば、とりわけ問題ないのですが、在宅ではそういった仲間からのサポートを受けることは難しく、大半は自分で設置しなくてはなりません。
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自らネット等で調べたり、できるだけ簡易的な設備を工夫したりと、業務外での努力が必要になるので、思わぬストレスがかかる場合もあるため、注意が必要です。
在宅コールセンターのデメリット③:セキュリティ面に不安

コールセンター業は、顧客の個人情報など、機密性の高い情報を取り扱うことが多く、情報漏洩を避けるために、セキュリティ面に最新の注意を払う必要があります。
在宅コールセンターは、そのセキュリティ上の危険が格段に増えます。個人でしっかり情報を管理できないと、個人としても、会社としても大きな責任を問われる可能性もあります。
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解決策としては、在宅オペレーターの能力や業務範囲と権限を厳しく定めること、リモート、スカイプを使ったオンライン指導を行うなど、注意深い、教育や研修が重要になってくるでしょう。
在宅コールセンターの給与
在宅コールセンターの給与がどのくらいなのか年収について、そして給料の決まり方、という二つの観点からご紹介していきたいと思います。
在宅コールセンターの年収

近年のデータをもとに、在宅コールセンターの平均年収を割り出すと、約200万円〜300万円という結果になりました。月収に換算すると、月給約17万円〜25万円ぐらいが相場のようです。
雇用形態別の年収は以下の通りです。
正社員: 平均年収は300~400万円程度
460万円以上(スーパーバイザー)
600万円以上(マネージャークラス)
派遣社員: 平均時給1300円程度、都心だと時給2000円程度の求人あり
アルバイト:平均時給1300円程度、都心だと時給1,700円以上の求人あり
また、在宅コールセンターは正社員や契約社員としてキャリアを積んでいけば、40代では年収500万〜600万も可能というデータもあるため、興味がある方はチャレンジしてみてもいいかもしれません。
在宅勤務の給料ってどうなるの?在宅勤務に切り替えたときの注意点などを徹底解説!給料の決まり方について

在宅コールセンターは、時給制や固定給ではなく、成果型報酬を採用している企業が多いです。また、完全成果型報酬ではなく、固定給+インセンティブという給与形態の企業もあります。
コールセンター業務では、達成しなくてはならない目標件数を各オペレーターに課しているところが多くあります。在宅コールセンターは給料の評価基準として、1時間あたりに獲得できた件数を指標にしている企業が多いです。
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SHPが高いほど生産性が高く優秀なオペレーターと判断され、給料アップの可能性が高くなります。
在宅コールセンターのおすすめな求人サイト
在宅コールセンターにおすすめな求人サイト①:テレラボ

「テレラボ」は、リモートワークに特化した求人サイトです。リモートワークや在宅ワークを実施している企業のみを掲載しています。
「転職したいけど子育てや家事が忙しいから在宅コールセンターとして働きたい!」という方や「地元で仕事を探しているけど求人が少ないから在宅で働ける在宅コールセンターの仕事を探している」という方におすすめです。
高単価なIT系企業の求人を多数掲載しており、リモートワークならではの詳細な条件による検索によりそれぞれにあった案件を見つけることができます。
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在宅コールセンターの案件も豊富に掲載されているので、あなたに合った案件を探すことができます。
在宅コールセンターにおすすめな求人サイト②:コールシェア

「コールシェア」は、完全在宅コールセンターのお仕事の募集に特化した求人サイトです。
掲載されている募集求人はすべて在宅コールセンターのお仕事になっているので、検索や応募を簡単に行うことが可能です。
コールシェア在宅コールセンターにおすすめな求人サイト③:テルワーク

「テルワーク」も、在宅コールセンターのお仕事を多数募集している会社です。
デメリットとしては、「3年以上継続可能」「プリンターを持っている」「パソコン必須」など在宅コールセンターの募集条件のハードルが高くなっています。
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一方で、仕事内容も契約獲得のための発信業務が中心ですが、その分成果報酬でしっかりと稼ぐことが可能という特徴もあります。
在宅コールセンターでの職場選びのポイント
ここでは、在宅コールセンターでの職場選びのポイントを解説していきます。
在宅コールセンターでの職場選びのポイント①:サポート体制がしっかりしている

在宅コールセンターで働く場合に職場選びのポイントとして重要となるのが「サポート体制」です。マニュアル以外の対応における質問や疑問にすぐに問い合わせられる、機材管理してくれるなど、サポート体制がしっかりしている企業を選ぶといいでしょう。
リモートや在宅での遠隔地からでも社内情報が共有できるシステムを確立している企業を選ぶと、さらに安心して在宅コールセンターの仕事をすることができます。さらに、パソコンといった通信機器の管理が苦手ならば、機材管理は会社が行ってくれる在宅コールセンターの企業を選びましょう。
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また、通信の不具合時にどのようなサポートを受けられるかも確認しておきましょう。
在宅コールセンターでの職場選びのポイント②:セキュリティ管理体制がしっかりしている

在宅コールセンター業務は、顧客データのような機密性の高い情報を取り扱う仕事です。在宅コールセンター業務中に、情報漏えいなどのトラブルが発生した場合、オペレーター自身も責任を問われる可能性があります。そのため、徹底的なセキュリティ体制を構築している企業を選ばねばなりません。
例えば、セキュリティ管理のオンライン指導や研修制度を用意しているなど、情報管理に重きを置いている企業を選択することが大切です。オペレーターが少しでも違和感を覚えた場合、すぐに通報できる制度や連絡手段の有無があるかも確認しましょう。
リモートワークのセキュリティ対策はどうしたらいい?リスクとその対策方法について徹底紹介!在宅のコールセンターで働くなら今がおすすめ

あの超一流大手企業「Amazon」が近年、在宅コールセンターの契約社員を募集していることでも注目されているように、多くの優良企業が在宅コールセンターの人材を求め始めています。
在宅で働くと言っても、「Amazon」の場合は、最初は契約社員として働くことになりますが、正社員とほぼ同じ福利厚生を受けることができるようです。
今後世間で、在宅コールセンター業務の需要が益々拡大し、世間の当たり”として定着し始めたこの仕事は、高収入も期待できる可能性を秘めている、と言えます。
Amazonの在宅勤務に関してはこちらの記事で詳しくまとめました。
Amazonの在宅勤務って実際どんな仕事?まとめ
現在、新型コロナウイルスの影響に伴い、注目され始めている在宅ワークですが、在宅コールセンターはかなりの注目度です。この仕事は自由な時間の確保、時給面や待遇面に関しても、かなり良心的かつ高収入が期待できるでしょう。