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カルビーの在宅勤務制度を徹底解明!新しい働き方「Calbee New Work Style」とは?

カルビーの在宅勤務制度を徹底解明!

カルビー株式会社は国内のみならず、海外に向けて菓子、食品の製造販売を行う会社です。

そんなカルビー株式会社の在宅勤務の歴史は、2013年から始まっており、2020年7月にはオフィス勤務者を対象とした新しい働き方を提案する「Calbee New Work Style」が導入されました。

ここではカルビー株式会社が行ってきた在宅勤務への取り組みや、新たに発表されたCalbee New Work Styleについてご紹介していきます。

カルビーの企業概要

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カルビー株式会社は菓子、食品の製造販売を行う企業です。

日本国内におけるスナック菓子市場では、その半数のシェアを誇り、「じゃがりこ」や「ポテトチップス」などポテトスナック系では約70%を超えるシェアを有しています。

また日本国内のみならず、海外向けに現地の生活者に合わせたスナック菓子の製造販売を行い、アメリカ、中国、韓国をはじめとする9つの国と地域に展開しています。

カルビー株式会社の基本情報についてご紹介します。

  • 名称:カルビー株式会社
  • 創業日:1949年4月30日
  • 代表者:伊藤 秀二
  • 従業員数:4,053名
  • 本社所在地:東京都千代田区丸の内1-8-3丸の内トラストタワー本館22階
  • 資本金:120億4600万円

いてカルビー株式会社の業務内容について調査しました。

カルビーの業務内容

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カルビーは「スナック事業」「シリアル事業」の2つを事業の柱としており、その中でも業務内容は主に5つあります。

  • 生産・物流
  • 研究開発
  • 営業
  • マーケティング
  • 海外事業

さらにこれまでの2つの事業に加え、第3の事業の拡大や世界への更なる進出を目指す「Next Calbee」というビジョンを掲げています。

カルビーの在宅制度とは

カルビー株式会社では、社員のワークライフバランスが充実することで、仕事の結果にも繋がるとした考え方を持ち、効率的な働き方を推奨しています。

その1つとして2013年から在宅勤務が行われており、2020年7月にはオフィス勤務者800人に対して新しい働き方として「Calbee New Work Style」を適用しました。

ここからはカルビー株式会社が新たに導入したCalbee New Work Styleを紹介します。

Calbee New Work Styleを導入

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Calbee New Work Styleとはカルビーで働くオフィス勤務者のために導入された新しい働き方を示した取り決めです。

Calbee New Work Styleの導入により、社員はコロナ後も基本在宅勤務という働き方を無期限に継続するといった内容です。

実はカルビーでは、コロナ流行以前から在宅勤務の制度はあり、制度自体は整っていましたが、利用者はかなり限定的でした。

しかし、今回新型コロナウイルスの流行に伴い、オフィス勤務者は原則在宅勤務の体制が取られたことから、オフィス勤務者の中でオフィスでの働き方に対する意識が変化したことでCalbee New Work Styleの導入に至りました。

それではCalbee New Work Styleとは具体的にどのような制度なのか紹介していきます。

Calbee New Work Styleの3つの柱

2020年7月1日に導入されたCalbee New Work Styleは、在宅勤務をしたことで得られた効果や従業員の声を元に以下の3つの柱が設定されました。

  • 在宅勤務の標準化、フルフレックス制度の導入
  • 単身赴任制度の解除
  • 通勤定期券の支給廃止と在宅勤務手当の支給

在宅勤務の標準化、フルフレックス制度の導入

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まず1つ目の柱とは、在宅勤務の標準化、フルフレックス制度の導入です。

これまでのオフィスへ出社して働くという働き方から原則在宅勤務とする働き方になりました。

社員のオフィスへの出社は、創造性や効率性を目的とするものや直接コミュニケーションを取る必要がある時のみに認められるようになりました。

また、フレックス勤務におけるコアタイムを廃止したことで、社員1人1人のライフスタイルに合わせた働き方の実現に近づきました。

以上の2つの導入によって、出社率30%前後になることを目標としています。

単身赴任制度の解除

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2つ目の柱は、単身赴任制度の解除です。

これは、単身赴任をしている従業員に対して、業務上支障がないと部門で認められた場合に単身赴任を解除するというものです。

これまで単身赴任をしていた従業員は、単身赴任を解除されることによって、家族と過ごす時間が増え、従業員満足度につながると考えられます。

通勤定期券の支給廃止と在宅勤務手当の支給

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3つ目の柱は、通勤定期券の支給廃止と在宅勤務手当の支給です。

原則在宅勤務の働き方にシフトしたことで、これまでオフィスへの出社に必要だった通勤定期代を廃止し、その代わりに『モバイルワーク手当』を支給するようになりました。

モバイルワーク手当とは、在宅勤務の環境づくりに必要な、デスク、椅子、通信環境などに必要な費用を一部を補助するという取り組みです。

在宅勤務において、快適な作業空間で仕事をすることは効率化にもつながる重要な要素といえ、モバイルワーク手当の支給により、従業員の快適な作業空間が実現するでしょう。

また、交通費に関しては、必要に応じて出社した場合に出社した日数分の交通費を手当として支給する制度になりました。

Calbee New Work Styleの導入の経緯

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Calbee New Work Styleの導入の経緯には、14年前から始まった働き方改革が大きく影響していると考えられます。

2007年には、自分の固定席を持たないという「フリーアドレス制」が開始されました。この取り組みは現在も行われており、アイデアの創出や役職や部門を跨いだコミュニケーションを可能としました。

2011年には、モバイルワークの導入により、営業部門は取引先に自宅から通うことができ、業務が終わればそのまま帰宅できる直行直帰の働き方ができるようになりました。

これによって商談までの時間を利用して、資料を作成するなどより効率的な働き方を実現しました。

2013年には本社、東京支店でのテレワークをテスト導入し、翌年2014年に全社的に在宅勤務制度が導入されるようになりました。当時の在宅勤務には、在宅勤務は「週に2日まで」「勤務場所は自宅に限る」といった制限がまだ多く存在していたのです。

そして、2017年には在宅勤務の利用日数や勤務場所の制限が廃止された「モバイルワーク制度」が導入されるようになります。

2020年3月に新型コロナウイルスの感染拡大により、原則在宅勤務になりました。

在宅勤務によって、感染拡大の防止とともに、通勤時間の削減、Web上の会議システムを利用したコミュニケーションが浸透するなどのメリットが生まれたことで、社内のオフィス勤務に対する意識が変化し、Calbee New Work Styleの導入に至りました。

新しい評価制度

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カルビーでは在宅勤務が本格化した2020年4月から新たな人事評価制度が追加されました。

その評価制度こそ「行動評価」です。

行動評価とは、社員1人1人が設定した目標に対してどう行動に移したのかという「プロセス」を年に1度上司が評価する仕組みとなっています。

これまで前CEOの松本氏がこれまで推進してきた働き方改革によって、勤務時間よりも仕事の成果や効率化を評価される仕組みにはなったものの、長期的な取り組みが生まれにくいという課題もありました。

そこで、現CEOである伊藤秀二氏がこの課題を解決するために、行動評価制度を追加したのです。

在宅勤務下では人事評価が難しく、評価がしづらいとの課題もありますが、在宅勤務になってから社員同士のコミュニケーションをより意識するようになったことで、重要な評価制度になったと感じている社員もいました。

コミュニケーション上の取り組み

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カルビーでは、コミュニケーションツールを上手に活用することで社内でのコミュニケーションを図っています。

例えば、チャットツールでは仕事用の質問などをするときに使用する仕事用のチャット、チーム内での勉強会に活用する勉強会用のチャット、さらには雑談用のチャットなどを作ることでチームのコミュニケーションをとっているようです。

実際に、メールを使うよりもチャットの方が相談しやすいという社員の声もあり、チャットツールの導入によって社員間のコミュニケーションは増加傾向にあると言われています。

また、週に2日ほどWeb会議システムをつなげた状態で40分ほど業務を行っている社員もいるそうです。

自宅にいながらオフィスで仕事しているような状況を生み出すことで、気軽に相談ができたり、アイデアが共有されることで、新たな商品が生まれるきっかけにもなっていると言います。

以上のように、在宅勤務下でもコミュニケーションツールを活用することで、社員間のこれまで以上に密なコミュニケーションが可能になりました。

まとめ

今回は、カルビー株式会社の在宅勤務制度についてご紹介しました。

カルビーではこれまで取り組んできた仕事の効率化や社員のワークライフバランスを考慮した取り組みの歴史があったことで、コロナ禍での在宅勤務へのスムーズな移行が実現していました。

社員のワークライフバランスの充実が会社の成長につながるとする考えのもと、カルビー株式会社では今後も在宅勤務や社員の働き方に対して、柔軟な対応が行われると考えられます。

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