在宅コーダーとはどんな仕事なのか

コーダーとはwebデザイナーが考案したデザインをもとに、インターネット上で閲覧や動作できるよう作り上げていく職種です。コーダーはコーディングと呼ばれる仕事がメインになります。
コーディングとは、プログラミングの作業の一部で、 プログラミング言語を使ってWebデザインをソースコードにして目に見えるようにする作業のことです。
コーディングに使用するのは、HTMLやCSS、JavaScriptなどです。専門的な知識が必要とされ、技術革新が行われているので新しい情報や技術を取り入れなければなりません。
今までは会社に出勤し打ち合わせをしながら業務を進めていく必要がありましたが、在宅勤務が認められる会社も増えてきており、在宅でも働ける環境が整ってきました。
また、他の在宅ワークは以下のリンク先でご紹介しています。
在宅でできるおすすめの仕事17選をご紹介|自分にあった仕事を選ぼう在宅コーダーに必要なスキル
在宅コーダーという仕事についてわかったところで、どのようなスキルが必要なのかを2つご紹介します。今回は
- 細かいところに気づく事ができるスキル
- コミュニケーションスキル
の2点について解説します。
在宅コーダーに必要なスキル①:細かい所に気づく事ができるスキル

コーディングは非常に細かい作業です。小さな入力ミスでも気づかなければ大きなサイトの不具合となってしまいます。プログラミングの知識だけでなく、注意力や丁寧さが大切になってくる仕事なのです。
注意力や丁寧さに自信のない人は、物事に対して普段の生活から丁寧に行動するように心がけてみましょう。
在宅コーダーに必要なスキル②:コミュニケーションスキル

コーダーの仕事はコミュニケーション能力がとても大切です。
WebサイトはWebデザイナーやプログラマーなどの大人数のチームで作り上げるものなのでチームワークが仕事で一番と言ってもいいほど重要なのです。
パソコン業務なのでコミュニケーションは必要なさそうに見えますが、クライアントやプログラマーの指示を汲み取る能力が必要です。
在宅コーダーの収入

ここからは在宅コーダーの気になる収入について解説します。
在宅コーダーの平均年収は350万円ほどです。
令和元年の日本人の平均年収は436万円ですので、普通のサラリーマンより少し低いくらいです。
また、在宅コーダーの単価は14~24万円と言われています。簡単なサイトの作成程度だと単価は低くなりますが、より複雑な構成のサイトやコンテンツの多いサイトを作成すれば単価は高くなります。
在宅コーダーになるならプログラミング学習サービスがおすすめ
在宅コーダーになるためにはコーディングを学ぶ必要があります。しかしコーディングは専門的な知識が必要なため、途中で挫折してしまう人も少なくありません。
そのため効率的に学ぶためにはプログラミング学習サービスを利用することをおすすめします。
なぜ在宅コーダーになるためにはプログラミング学習サービスがおすすめなのかをご紹介いたします。
無料で使えるサービスがある

在宅コーダーになるためのプログラミング学習サービスはさまざまな企業が行っており、多種多様です。そして金額もピンからキリまであるのですが、まずは無料で始められるサービスを選ぶことをおすすめします。
いざコーディングを学ぼうと意気込んでみたものの、学び始めて「やっぱり自分には向いていない」と思うことがあるかもしれません。またサービス内容が自分に合わないのに、費用を支払ってしまったら効果的な学習ができなくなる可能性があります。
始めにひとつ登録して学習し、合わなければ別の無料のサービスを利用してみる、ということもできます。
自宅で学習ができる

プログラミングを学ぶためにはスクールに通うという手段がありますが、通学の時間や費用がかかります。1回の通学に往復1時間かかるとしたら、20回通えば20時間となり、働きながら学習する人には厳しいです。
しかし在宅コーダーのためのオンラインで学習できるサービスなら、通学にかかる時間を勉強にあてることができます。また学ぶ時間を調整できるサービスもあるので、空き時間を有効活用することが可能です。
自分に合った学習方法を選択できる

学習サービスは動画で説明されるサービスであったり、テキスト形式であったりとさまざまな内容があります。
在宅コーダーになるために自分の学習スタイルや生活環境に合わせたものを選ぶとよいでしょう。
在宅コーダーにおすすめの学習サービス
在宅コーダーになるためのおすすめプログラミング学習サービスを7つに厳選しました。無料で試せるものがあれば、本格的なプログラミングスクールもあるので、自分に合ったサービスを選択してください。
在宅コーダーにおすすめの学習サービス①:Progate

使いやすく初心者におすすめなサービスです。無料で学習できる項目が多く、それ以上学びたければ有料プランに変更すればさらに学習できます。
学習にはスライドを使用し、わからなくなれば戻って再確認しながらコーディングができます。進捗状況が目に見えてわかるので、やる気が継続しやすいです。
在宅コーダーにおすすめの学習サービス②:ドットインストール

動画を見ながら学ぶサービスです。動画は3分と短いので、集中してコーディングができます。
スマートフォンにも対応しており、外出先などのスキマ時間に学習することができます。
在宅コーダーにおすすめの学習サービス③:TECH CAMP

東京や大阪などに教室を開校しているプログラミングスクールです。オンラインでも学習が可能で、オンライン質問対応時間は全日13時から22時までと利用しやすいです。
7日間の返金保証対応や受講料割引キャンペーンなどが行われています。気になる人は無料でオンラインカウンセリングが受けられるので、申し込みをしてはいかがでしょうか。
在宅コーダーにおすすめの学習サービス④:CodeCamp

日本ではじめてオンラインでマンツーマンでの学習が受けられるサービスです。その分料金は高く設定されていますが、いち早く技術の向上を目指している人におすすめです。
レッスンは年中無休で行われており、時間は7時から23時と忙しい人にも受けやすいです。割引クーポンがもらえる無料体験レッスンは、CodeCampの学習をお試しできます。
在宅コーダーにおすすめの学習サービス⑤:Skill Hacks

動画を見ながら学んでいくプログラミング学習サービスです。わからないところは回数無制限のLINEで質問ができるので、安心して講座を受けることができます。
どんな動画かわからないからサンプルを見たい、という人はホームページへアクセスしてください。ページ下部にサンプルが貼ってありますので、まずは見てみるといいでしょう。
在宅コーダーにおすすめの学習サービス⑥:ヒューマンアカデミー

働きながら講座を受けられるように工夫されている学習サービスが特徴です。全国に29校舎あり、不明な点はオンラインでの質問の他、直接聞きに行くことも可能です。
コースは初心者向けのセットコースと、自分で学びたいスキルを選択する単科コースに分かれています。単科コースなら月々3000円からと安価な値段設定なので、金銭的な負担が少ないです。
在宅コーダーにおすすめの学習サービス⑦:ウェブカツ!!

年収1000万円を本気で目指したい人はこちらのプログラミング学習サービスがおすすめです。
ウェブカツ!!では1から8までしか教えてくれません。月の質問回数は10回と決められており、わからないことは自分で解決していく場面も多々あるでしょう。
しかしそれだけ自走する力がつくことも事実です。
在宅コーダーの求人の探し方
在宅コーダーとしての技術がついたのなら、次は求人を探しましょう。
- クラウドソーシングサイトを利用する
- 求人サイトから応募する
- SNSで営業する
- 知り合いに紹介してもらう
主なこの4つについて解説していきます。
在宅コーダーの求人の探し方①:クラウドソーシングサイトを利用する

クラウドソーシングとは個人や企業がインターネットを使って、仕事の委託や受注を行うことができるサービスのことです。通勤の必要がなく、ミーティングやコミュニケーションはメールやテレビ会議などで行います。
自分の技術に合わせて仕事を受けることができるので、駆け出しの在宅コーダーでも利用しやすいです。仕事の単価は案件によって左右されるので、技術だけでなく、営業スキルも必要とされます。
有名なサイトはクラウドワークスやランサーズなどがあるので、まずは登録をおすすめします。
こちらのリンク先でおすすめのクラウドソーシングサイトをご紹介しています。
在宅ワークに大人気おすすめクラウドソーシングサイト10選!在宅コーダーの求人の探し方②:求人サイトから応募する

求人サイトを使って在宅でコーダーを募集している企業に応募する方法です。実際にIndeedやdodaなどで検索をかけたところ、さまざまな条件の求人が表示されました。
企業によって求めている人材が異なるので、自分の希望する条件を照らし合わせたうえで検討してください。
こちらのリンク先で在宅ワークのおすすめの求人サイトをご紹介しています。
【2021年最新版】在宅ワークのおすすめ求人サイト7選在宅コーダーの求人の探し方③:SNSで営業する

Twitterなどで求人を出しているアカウントにメッセージやコメントをして、仕事を受注する方法です。自分のアカウントでも「在宅コーダーとして仕事をお受けします」とプロフィールに記載することも有効です。
実際にSNS経由で仕事が受注できる機会が増えてきています。定期的にチェックしてみるといいでしょう。
在宅コーダーの求人の探し方④:知り合いに紹介してもらう

求人に出していないけど、在宅コーダーを必要としている人が身近にいるかもしれません。自分がコーディングできることをアピールしておけば、仕事を受注できる機会があるかもしれません。
顔見知りであれば、給料の未払いなどのトラブルに見舞われる可能性が少ないメリットがあります。
まとめ

専門的な技術が必要で習得までには時間がかかるコーダーですが、根気よく学習を続ければ仕事にすることができます。テレワークが推進されている企業が増えてきている中、在宅コーダーとして活躍できる機会も十分あることが予想されます。
まずは無料で学習できるサービスからはじめてみてはいかがでしょうか。